4日のマザーズ指数は反落となった。
前日の米国市場では、米中貿易交渉の合意が近いとの報道を好感する流れが優勢になったことから米主要3指数は揃って上昇し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数が5日続伸となった。
この流れから、マザーズ市場には朝方から買いが先行した。
しかし、物色としては、材料株のほか、直近IPO銘柄やバイオ関連の一角に留まり、指数の上値は次第に重くなった。
警戒感の強まる週末の雇用統計を控え、個人投資家による資金の逃げ足は次第に速まったことから、マザーズ指数は引けにかけて下落幅を広げる展開となった。
なお、売買代金は概算で1309.87億円。
騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり183銘柄、変わらず3銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、ALBERT (T:3906)、ASJ (T:2351)、HEROZ (T:4382)、エードット (T:7063)などが大幅安となった。
売買代金上位では、オンコリス (T:4588)、アンジェス (T:4563)、ギークス (T:7060)、PKSHA (T:3993)、窪田製薬ホールディングス (T:4596)、シリコンスタ (T:3907)などが下落した一方で、日本ホスピス (T:7061)、そーせい (T:4565)、ベルトラ (T:7048)などは上昇した。