6日のマザーズ指数は3日ぶりの反発となった。
前日の米国市場において、NYダウが今年最大の下げ幅を記録したほか、米財務省が中国を為替操作国に指定したことも伝わったことで、本日のマザーズ市場には朝方から大きく売りが先行した。
その後は、中国の人民銀行による元の基準値が市場予想より高めに設定されると、安心感から為替市場でも急速に円安・ドル高が進行した。
これを受け、バイオ関連や業績堅調な時価総額上位銘柄に買い戻しが入り、マザーズ指数は急速に下げ幅を縮小させ、大引けにかけてはプラスへと転じた。
なお、売買代金は概算で800.87億円。
騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり140銘柄、変わらず10銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、ホープ (T:6195)がストップ高となったほか、開発中のブロックチェーンゲームの一般ユーザー向けオープンβテストを実施すると発表したアクセルマーク (T:3624)、がんペプチドワクチンのメラノーマ対象第1相臨床試験の結果・主要評価項目である安全性などが確認できたブライトパス・バイオ (T:4594)などが大幅高であった。
売買代金上位では、ブシロード (T:7803)、UUUM (T:3990)、サンバイオ (T:4592)、インパクトホールディングス (T:6067)、HEROZ (T:4382)、PKSHA (T:3993)、オイシックス (T:3182)、ラクスル (T:4384)が上昇。
一方で、そーせい (T:4565)、オンコリス (T:4588)、バンクオブイノベ (T:4393)、ALBERT (T:3906)、メルカリ (T:4385)はさえない動きであった。