💎 今日の市場で最も健全な企業をご覧ください始めましょう

日経平均反発、年初来高値更新後に上げ幅縮小 利益確定売り

発行済 2019-10-18 15:45
更新済 2019-10-18 15:48
© Reuters.  日経平均反発、年初来高値更新後に上げ幅縮小 利益確定売り
7735
-
3436
-
6857
-
6954
-
9983
-

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は反発。好調な企業決算を背景に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、朝方から買いが先行した。中国の国内総生産(GDP)発表後、当局による景気対策期待から上値を伸ばし、16日に付けた取引時間中の年初来高値を更新したが、その後、上海総合指数のマイナス転換をにらんで上げ幅を縮小。後場は手掛かり材料に欠き、2万2500円台前半で小動きとなった。終値ベースでは2018年12月3日以来の高値を付けた。

中国国家統計局が午前に発表した第3・四半期GDPの伸び率は前年比プラス6.0%と、市場予想を下回り、1992年の四半期統計開始以来、最低となった。直後は景気刺激策への思惑から日経平均も上昇したが、ランチタイム中に上海総合指数がマイナス圏に沈み、投資家心理がやや冷やされた。「日本は実質的に4連休前で、短期間に1000円以上上昇しているので一回売っておこうという動きが優勢になっている」(銀行系証券)との声が出ていた。

市場では、日経平均をTOPIXで割ったNT倍率が一時13.89倍となり、1992年4月以来約27年ぶりの高水準になったことが話題となっていた。「日経平均とTOPIXの強弱感にかなり差が出ている。ファーストリテイリング (T:9983)をはじめとした値がさ株に物色が集中している」(同)との声が出ていた。

TOPIXは続落。東証33業種では、食料品、情報・通信、陸運、医薬品などディフェンシブ系が軟調。半面、ガラス・土石製品、石油・石炭製品、繊維などが値上がりした。東証1部の売買代金は節目の2兆円を割りこみ低調だった。

個別銘柄では、ファーストリテに加え、ファナック (T:6954)などの上昇が目立った。SCREENホールディングス (T:7735)、SUMCO (T:3436)、アドバンテスト (T:6857)が年初来高値を更新するなど、半導体関連も堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1053銘柄に対し、値下がりが1002銘柄、変わらずが100銘柄だった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191018T064415+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます