木曜午前のアジア株式市場はまちまち。韓国総合株価指数は低調な7-9月期韓国GDPを受けて下落している。韓国総合株価指数は0.15%安となっている。
韓国の7-9月期GDPは前期比で市場予想の0.5%を下回る0.4%となった。前年比では2.0%となっている。輸出依存型の韓国経済には米中貿易戦争の影響が大きく、日韓関係悪化も加わって成長率が低下した。ドル/ウォン は前日比で変わらずの1169.70となっている。
本日発表のじぶん銀行日本PMI(製造業PMI)は前回の48.9から低下し48.5となった。
ウィワークへの資金援助を決めたソフトバンクグループ (T:9984)は2.47%の下落となり、1月以来の安値をつけている。みずほ証券のアナリストである堀雄介氏は5000億円の評価損を計上する可能性を指摘している。
日経平均株価は2万2764円と2万2800円台を前に上値が重くなっている。ドル/円は108.62円。
上海総合指数は0.22%安、香港ハンセン指数は0.41%高。IMFはアジアの成長率が以前の予想より鈍化するとし、2019年は5%、2020年が5.1%となっている。これは前回の4月の予想時より0.4%と0.3%それぞれ低くなっている。特に香港は鈍化が予想され、2019年は0.3%、2020年は1.5%となっており、前回時の予想より2.4%と1.5%それぞれ低くなっている。