月曜日の米株式市場は米中協議進展の期待から主要3指数揃って上昇した。ダウ平均株価は0.42％高の27462.11、S&P500は0.37％高の3078.27、ナスダック総合指数は0.56％高の8433.20。S&P500とナスダック総合指数に続いて遂にダウ平均も史上最高値を更新した。
中国商務省は米中で電話会議を行い、原則で一致したと発表し、トランプ大統領は米中首脳会談は米国内で開催されるだろうと述べている。場所はアイオワ州が候補に挙がっている。
また、ロス米4商務長官も署名は今月中旬頃だろうと述べ、ファーウェイへの禁輸措置の一部解禁は間もなくだとも述べた。
米中両国の署名に向けた前向きな発言は、協議進展期待を高めさせ、株価を押し上げた。ただし、中国が望む12月の関税引き上げの撤廃はまだ決まっていない。
アップル (NASDAQ:AAPL)、バンク・オブ・アメリカ (NYSE:BAC)、キャタピラー (NYSE:CAT)など270以上の銘柄が最高値を更新している。
ウーバー・テクノロジーズ (NYSE:UBER)が決算発表を行い、売上は市場予想を上回ったが、1株あたり利益は赤字となった。これにより時間外取引で5％以上の下落となっている。
米10年債利回りは金曜日の1.728％から1.781％へと上昇した。{{3|ドル/円}は108.59円となっている。ドル/オフショア人民元は7.0331、ドル/ウォンは1163.00。
米中協議進展期待から本日の日経平均株価は堅調に推移するだろう。米株式市場が主要3指数揃って史上最高値を更新しており、日経平均もこれを好感して2万3000円台で推移すると思われる。為替が円安で推移しているのも好材料だ。2万3000円～2万3200円で推移すると予想する。