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欧州市場サマリー(1日)

発行済 2009-07-02 04:16
EUR/JPY
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BP
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    1301GMT 30日

ユーロ/ドル 1.4125 1.4033

ドル/円  96.700 96.310

ユーロ/円 136.62 135.22

              1日終値     前営業日終値

株 FT100 4340.71(+91.50) 4249.21

  クセトラDAX     4905.44(+96.80) 4808.64

金 現物午後値決め 938.25  934.5

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(9月限)  98.970 (+0.020)  0.565(0.570)

独連邦債2年物 1.357(1.368)

独連邦債10年物(9月限) 120.87 (‐0.21) 3.412(3.379)

独連邦債30年物   4.214(4.194)

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 <為替> ユーロが上昇。欧州株式市場が堅調に推移しているほか、6月のユーロ圏製

造業購買担当者景気指数

(PMI、改定値)が改善したことが支援している。

 朝方発表された6月の米ADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が47万3000人

減と予想以上に減少した。

 <株式> ロンドン株式市場は大幅高。リセッション(景気後退)が終わりに近づいて

いるとの期待も広がるなか、原油価格の上昇を材料にエネルギー株などが買われた。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>は今年3月につけた安値からは25.4%上昇、年

初からは2.1%下落。

 ETXキャピタルのシニア株式トレーダー、マーク・プリースト氏は「原油が値上がり

すると、需要が伸び経済も回復し始めるとの期待が投資家の間で広がるようだ」と述べた。

 エネルギー株では、BP、ロイヤル・ダッチ・シェル、BGグループ

、タロー・オイル、ケアン・エナジーが0.4─4.2%高。

 鉱山株も高い。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ、アントファガスタ

、エクストラータ、カザキミス、BHPビリトン

4.5─6.3%高。

 ベダンタ・リソーシズの上昇が目立ち9.9%高。自社株買いの規模を40%

増の3億5000万ドルに拡大したことを好感した。

 小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)が3.8%高。第1・四半

期の基調販売が予想ほど落ち込まなかったことや、アナリストが通期業績見通しを若干引

き上げたことが材料となった。

 銀行株もおおむね堅調。バークレイズ、HSBC、スタンダード・チ

ャータード(スタンチャート)、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド

が1.4─3.5%上昇した。

 一方、配当落ちでマン・グループは5.6%下落した。

 欧州株式市場は反発。堅調な金属価格を背景に鉱山株が買われたほか、銀行株が上昇し

た。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は15.49ポイント(1.82%)

高の865.66。期末となった前日の取引では1.1%下落していた。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は48.04ポイント(2.0%)高の

2449.73。

 銅価格が3%、アルミ価格が2%、ニッケル価格が6%それぞれ上昇したことを受け鉱

山株が堅調となった。インドに注力するベダンタは9.9%高。自社株買いの規

模を40%拡大し3億5000万ドルにすると発表した。

 米原油先物が2.5%上昇し1バレル=71ドルを超えるなか、エネルギー株の

上昇も目立った。レプソル、トタル、スタトイル・ハイドロ

などが値上がりした。

 銀行株にも買いが入った。ドイツ与党議員が不良資産買い取り機関(バッドバンク)の

設立法案を承認したことを背景にコメルツ銀行が18.6%急伸。BNPパリ

、ポストバンクも上昇した。

 小売り大手カルフールは5.7%高。利益拡大に向け2012年までに45

億ユーロのコスト削減を目指す計画を明らかにした。

 <ユーロ圏債券> 下落。独連邦債入札が落胆させる結果となったことで需給懸念が再

燃した。米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を翌日に控え、神経質な

展開となった。

 過去2週間で先物は3ポイント超上昇、10年物利回りは約30ベーシスポイント(b

p)低下していたことに加え、株式が堅調となっていることから、今週は一服商状が予想

されたとトレーダーは述べた。

 2日のECB理事会や米雇用統計を前に買いポジションを積み上げることに市場参加者

は消極的だと指摘する向きもいた。

 10年物独連邦債入札は応札倍率が1.3倍にとどまり失望を誘ったとアナリストは述

べた。

 新たな四半期を迎え、米国債は軟調で始まった。2日には米財務省がインフレ連動10

年債・3年債・10年債・30年債の入札条件を発表することから、需給懸念に再び焦点

が移っている。

 インベステックのチーフエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「きょうは主に米国

(市場の動向)主導で動いた。入札の影響も一時見られたが、それよりもこのところ買わ

れていた米債と独連邦債の調整だろう」と述べた。

 独連邦債先物9月限は19ティック安の120.92。200日移動平均を下

回り、5日移動平均を試している。

 独連邦債10年物利回りは前日終盤から3.6bp上昇し3.416%。

同2年物利回りは1.1bp強低下し1.357%となった。

 独連邦債はユーロ圏の他の高利回り国債をアンダーパフォームし、利回り格差は数週間

ぶり水準に縮小した。

 ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債と独連邦債の利回り格差は3週

間ぶり水準である102bpに縮小した。ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は5週間

半ぶりの水準である162bp付近まで縮小した。

              [東京 2日 ロイター]

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