[東京 26日 ロイター] - 原子力規制委員会は26日、東北電力 (T:9506)女川原子力発電所2号機(宮城県)について、新規制基準を満たしたとする審査書を決定した。東北電力としては初めて。再稼働には、安全対策工事の完了とともに、地元自治体の同意が必要となる。
東北電力は、安全対策工事の2020年度完了を目指しており、再稼働は、工事完了以降になる。
東北電力は、東日本大震災から2年後の2013年12月に審査申請を行っていた。昨年11月に「審査書案」が取りまとめられ、パブリックコメントを募っていた。
新規制基準に適合したのは、女川原発2号機で16基目となる。
(清水律子)