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前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に

発行済 2020-07-20 08:51
更新済 2020-07-20 09:01
© Reuters.  前場に注目すべき3つのポイント~こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に
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17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に■NOK、2Q業績予想 営業損失▲165億円■前場の注目材料:トヨタ、アルゼンチン工場を2シフト体制に■こう着相場のなか、5G関連など材料株物色に20日の日本株市場は底堅い相場展開になりそうだ。

17日の米国市場では、NYダウが下落する一方で、ナスダックが上昇した。

6月住宅着工件数の増加を好感し小幅上昇して寄り付いたが、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に6月から低下すると個人消費の鈍化懸念が広がり下落に転じた。

一方で、ハイテク株は底堅く推移するまちまちな展開となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の22675円。

円相場は1ドル107円00銭での推移をみせている。

米ハイテク株の上昇を手掛かりに、やや買い先行の展開になりそうである。

日経平均は先週の上昇でこれまでのもち合いレンジの上限だった22700円処を突破し、23000円に迫る場面をみせていた。

22700円から23000円のレンジに切上がっており、22700円処での底堅さを見極めたいところだろう。

引き続き新型コロナウイルス感染者数の動向が重荷となるため、レンジ上限突破は期待しづらいが、今週から本格化する米決算を見極めたいとするムードも強く、売り仕掛けてくる流れも出難いと考えられる。

また、今週は3営業日となるため、積極的な売買は手控えられるだろう。

薄商いの中を米決算の影響を受けやすくなるため、寄り付き段階でギャップスタートとなり、日中はこう着の強い相場展開になりやすい。

また、参加者が限られることもあり、物色の流れは個別の材料株にシフトしやすい面もありそうだ。

都内の新型コロナウイルス感染者数が依然として高水準であり、GoToキャンペーン迷走で感染対策の関連銘柄のほか、テレワークなどへの物色も再燃しそうである。

そのほか、英国政府が日本政府に対し、次世代通信規格「5G」の通信網づくりで協力を求めたことが分かったと報じられている。

英国ではファーウェイを排除する方針を決めたこともあり、ファーウェイに代わる調達先となる可能性が伝えられており、NEC (T:6701)、富士通 (T:6702)を中核に5G関連には物色が広がりをみせてくる可能性が期待されそうだ。

■NOK、2Q業績予想 営業損失▲165億円NOK (T:7240)は第2四半期業績予想を発表。

売上高は2370億円、営業損失は165円の赤字を見込んでいる。

新型コロウイルス感染拡大の影響により国内外の販売が大幅に減少した。

通期予想については未定としている。

■前場の注目材料・ナスダック総合指数は上昇(10503.19、+29.36)・シカゴ日経225先物は上昇(22675、大阪比+5)・SOX指数は上昇(2068.99、+13.07)・VIX指数は低下(25.68、-2.32)・日銀のETF購入・米財政刺激策への期待・コロナ収束後の業績回復期待・トヨタ (T:7203)アルゼンチン工場を2シフト体制に・スズキ (T:7269)インド生産500万台突破、110—250cc級中心・松屋アールアンドディ (T:7317)防護服を一般向けにネット販売・KDDI (T:9433)虎ノ門に新拠点、社員の座席6割に・昭和電工 (T:4004)窒化アルミの弱点克服、高耐湿フィラー開発・デンカ (T:4061)社員のモチベーション向上、青海工場の独身寮建て替え☆前場のイベントスケジュール・10:30 中・1年物ローンプライムレート発表(3.85%に据え置き予想)

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