[NYDow・NasDaq・CME(表)]NYDOW;26815.44;+52.31Nasdaq;10672.27;+39.28CME225;23025;+105(大証比)[NY市場データ]24日のNY市場は上昇。
ダウ平均は52.31ドル高の26815.44ドル、ナスダックは39.28ポイント高の10672.27ポイントで取引を終了した。
トランプ大統領は大統領選に敗退した場合には、法廷闘争に持ち込み速やかな政権移行に抵抗する可能性を警告したことや、新規失業保険申請件数が前週から予想外に増加したことを嫌気し下落して寄り付いた。
しかしながら、マコネル共和党上院院内総務が11月3日の選挙における勝者が来年1月20日大統領に宣誓就任し、「政権は整然と移行される」とツィートすると警戒感が後退したほか、8月新築住宅販売件数が減少予想に反し14年ぶり高水準になったことなどが好感され、上昇に転じた。
ペロシ下院議長が小規模の財政策に取り組む方針を示すと追加財政策への期待が再燃したほか、主要ハイテクに買い戻しも広がり、底堅い展開となった。
セクター別では半導体・同製造装置、公益事業が上昇した一方で耐久財消費財・アパレルが下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の23025円。
ADRの日本株はトヨタ (T:7203)、ソニー (T:6758)、ファーストリテ (T:9983)、ホンダ (T:7267)、エーザイ (T:4523)、資生堂 (T:4911)、オムロン (T:6645)が堅調。
半面、ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、任天堂が冴えないなど、対東証比較(1ドル105.41円換算)で高安まちまち。