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スミダ、トプコン、ワコムなど

発行済 2020-11-02 15:24
更新済 2020-11-02 15:41
© Reuters.  スミダ、トプコン、ワコムなど

(T:9433) KDDI 2921 +128.5大幅続伸。

先週末に上半期の決算を発表、営業利益は5888億円で前年同期比6.4%増益、7-9月期も増益を確保している。

非通信サービスなどが下支えする形になった。

同時に、2000億円、8400万株を上限とする自社株買いの実施も発表しており、ポジティブ視される形になっている。

想定よりも規模が大きいとの見方が多いようだ。

トヨタとの資本業務提携締結の発表も評価されている。

(T:4927) ポーラオルHD 1961 -97大幅続落。

先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は92億円で前年同期比63.7%減益、7-9月期は前四半期比で減益に転じている。

通期計画は190億円から100億円、前期比67.9%減益に下方修正。

第1四半期決算時に続く大幅な下方修正となっている。

先行投資費用なども新たに織り込んだようだ。

配当計画も80円から50円に減額している。

想定以上の回復の鈍さが意識される格好のようだ。

(T:6817) スミダ 965 +149急伸。

先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1.2億円で前年同期比94.9%減となったが、上半期12.1億円の赤字から黒字に転じた。

通期予想は従来2.2億円の赤字から5.6億円の黒字といったレンジ予想から13億円の黒字、前期比63.3%減にまで上方修正した。

各国での経済政策などが下支えとなり、車載関連需要が持ち直しているもよう。

想定以上の収益回復ペースをプラス材料視する動きが強まった。

(T:6727) ワコム 784 +100ストップ高。

先週末に上半期の決算を発表、営業利益は86.2億円で前年同期比2.9倍と急拡大している。

4-6月期は22.2億円の水準であった。

通期計画は従来予想レンジの56-65億円から90億円、前期比61.7%増に上方修正、足元までの上振れ状況を反映したようだ。

ただ、新計画では下期の水準は4億円程度であり、一段の大幅な上振れが想定される状況である。

(T:6762) TDK 12450 +240反発。

先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は440億円で前年同期比0.2%増と増益転換、市場予想も100億円超上回る水準で着地している。

通期予想は従来の700億円から1100億円、前期比12.4%増と、一転しての2ケタ増益見通しとしている。

市場予想は1050億円程度であったとみられる。

自動車向けの回復が想定以上で、業績上振れの主因となっているもよう。

(T:7732) トプコン 1209 +174大幅反発。

先週末に上半期決算を発表、第2四半期決算を発表、4-9月期営業損益は7.7億円の赤字となったが、4-6月期の23.2億円の赤字に対して、7-9月期は15.5億円の黒字に転じた。

市場予想も10億円以上上回っているもよう。

ICT自動化施工の回復、IT農業が伸長するなど、ポジショニング・カンパニーが業績回復を牽引。

想定を上回るペースでの収益回復確認で買い安心感が強まる展開になった。

(T:6861) キーエンス 48190 +940反発。

先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は651億円で前年同期比10.4%減益、4-6月期の同21.9%減から減益率は縮小し、市場予想も30億円程度上振れた。

中国を中心としたアジアの売上が好調で全体を牽引し、粗利益率が上昇したことで、売上高営業利益率も4-6月期の47.0%から7-9月期には50.5%まで上昇している。

高い利益創出力をあらためて評価する動きが先行へ。

(T:8589) アプラスF 84 +10大幅反発。

新生銀行が完全子会社化することを発表している。

新生銀行は議決権の約95%を握る「特別支配株主」となっており、TOBを行なわずに売渡請求を実施することになる。

売渡対価とされる85円に完全サヤ寄せの展開となっている。

同社株は11月26日を最終売買日とし、11月27日に上場廃止となる。

本日は銀行株高の流れもあって、新生銀行も買い優勢の動きになっている。

(T:4689) ZHD 648.2 -76.9大幅続落。

先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は476億円で前年同期比20.5%増、市場予想を25億円程度上回った。

一方、通期計画は1600億円で前期比5.1%増にとどまると見通し、ネガティブに捉えられた。

プロモーション費用の増加などを見込み、市場予想を150億円強下回る水準になっている。

保守的な計画とはみられるものの、予想以上に低い成長見通しがネガティブに受け止められた。

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