⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

前場の日経平均30年ぶり2万9000円台、TOPIXバブル後高値更新

発行済 2021-02-08 12:02
更新済 2021-02-08 12:09
© Reuters. 前場の日経平均30年ぶり2万9000円台、TOPIXバブル後高値更新

[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は1990年8月以来、30年半ぶりに2万9000円を回復した。前場の終値は前営業日比598円99銭高の2万9378円18銭となり大幅続伸。米追加経済対策への期待感から日経平均は朝方から堅調にスタートした後も徐々に騰勢を強め、上げ幅は一時610円超で2万9397円57銭の高値を付けた。TOPIXも底堅く推移し、一時1924.42ポイントを付け、バブル後高値を更新した。

TOPIXは1.72%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆6987億円。東証33業種では、全業種で値上がりとなった。

市場からは「目先としては、経済正常化から次なる経済発展への道筋を模索する動きになるのではないか。きょうは企業決算以外は特段材料もなく、過熱感と経済正常化への期待がもみ合うような展開が予想される」(国内証券)との声が聞かれた。

© Reuters. 前場の日経平均30年ぶり2万9000円台、TOPIXバブル後高値更新

また、日経平均が短期間で急上昇したことを受け、高値警戒感を指摘する見方も出ている。SMBC信託銀行の投資調査部長、山口真弘氏は「さすがに上昇スピードが速い印象は否めない。2万9000円を回復し達成感が広がりやすい水準でもあり、大引けにかけてどれくらいの水準を保てるかがきょうのポイントになりそうだ」と話す。

個別では、日本製鉄やNTTなど、5日に好決算を発表した銘柄が上昇。また、きょうの引け後に決算発表を控えているソフトバンクグループは5%超高となり、連日のITバブル後高更新となった。好決算への期待で買いが先行した。

東証1部の騰落数は、値上がり1651銘柄に対し、値下がりが458銘柄、変わらずが80銘柄だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます