[18日 ロイター] - アメリカン航空グループと米格安航空会社(LCC)ジェットブルー・エアウェイズは18日、ニューヨークとボストン発の約80路線をコードシェア(共同運航)し、第1段階の提携を開始すると発表した。
ニューヨーク拠点のLCCジェットブルーと世界的な航空大手のアメリカンは、昨年7月に提携を発表。航空業界が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)から立ち直った際に、米北東部で競争力が高まることを期待している。第1段階の提携では、33路線の新規路線も就航させる。
米司法省やニューヨーク、マサチューセッツなどの州司法当局は、両社の提携について調査を継続している。アメリカンは17日に発表した年次報告書で調査に協力する意向を示す一方、提携計画は進めていると述べた。
アメリカンとジェットブルーは運輸省による調査の後、ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港とワシントン近郊のロナルド・レーガン空港の発着枠の一部返上を受け入れた。