[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で、セブン&アイ・ホールディングス株が反落。米連邦取引委員会(FTC)の委員らが14日、同社が完了を発表した米コンビニ運営会社の買収について、違法で競争上の懸念をもたらす恐れがあると表明し、嫌気する動きとなっている。
FTCのスローター委員長代理とチョプラ委員は声明で「当事者が自己責任で手続きを完了した」と指摘。「この取引は違法である」と信じるに足る理由があり、反トラスト法(独占禁止法)に係る懸念の解消に向け、委員会は双方と合意に達することができなかったと述べた。反競争的な弊害に対処するための適切な道筋を決定するため、委員会として調査を継続するという。
一方、セブン-イレブンは同日、買収は合法的、として反発。同声明は誤っている、とのコメントを公表した。