◆日経平均は2万8920円14銭(369円21銭高)、TOPIXは2012.41ポイント(25.44ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億2910万株
10月15日(金)前場の東京株式市場は、ソニーG<6758>(東1)が日本で台湾大手と半導体工場を建設することなどを材料に活況高となり、アドバンテスト<6857>(東1)、マルマエ<6264>(東1)、テラプローブ<6627>(東2)などの製造装置関連株がNY市場での半導体株高もあり一斉高。自動車、鉄鋼、海運なども高い。日経平均は236円高で始まり、やや置いてから次第高となり、前引けにかけて一段高の402円11銭高(2万8953円04銭)まで上げた。TOPIXは10月4日以来の2000ポイント回復となった。
PRタイムズ<3922>(東1)やトウキョウBASE<3415>(東1)が第2四半期決算を好感されて急伸し、久光製薬<4530>(東1)は自社株買いも発表したため活況高。加賀電子<8154>(東1)は太陽誘電<6976>(東1)からの「無線モジュール事業」譲受など好感され前引けにかけて次第高。AIメカ<6227>(東2)やシキノハイテク<6614>(JQS)はソニーGと台湾大手の半導体工場建設が材料視され急反発。24セブン<7074>(東マ)は四半期決算などが好感され急伸。
東証1部の出来高概算は5億2910万株、売買代金は1兆3357億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1876銘柄、値下がり銘柄数は234銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、機械、電気機器、金属製品、海運、証券商品先物、保険、化学、倉庫運輸、非鉄金属、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)