[30日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6773.44(‐34.31)
前営業日終値 6807.75(+19.68)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9593.68(‐59.95)
前営業日終値 9653.63(+55.46)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4312.30(‐53.28)
前営業日終値 4365.58(+20.81)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が34.31ポイント(
0.50%)安の6773.44と反落して取引を終えた。決算が軟調だった鉱山株が売
られ全体水準を押し下げた。
チリの産銅大手アントファガスタ・ミネラルズ ANTO.L は産出コストの増加や銅価格
の低迷などで上半期の産出量が4.4%減となったことが嫌気され、株価が4.6%下落
した。これに伴って鉱山株指数 .FTNMX1770 も1.55%低下し、部門別で最も大きな下
落となった。
ただFT100種の下落は、銀行株が好調だったことで限定的な範囲にとどまった。
銀行株指数 .FTNMX8350 は、大手バークレイズ BARC.L にけん引される形で1.28%上
昇。バークレイズは第2・四半期決算で異常事項を調整した基礎的利益は減ったが、コス
ト削減や資産売却が順調に進んでいるとの説明が好感され、株価が4.2%値上がりした
。
建設資材で英国最大手のトラビス・パーキンス TPK.L は2.7%上昇。市場の回復
や消費者信頼感の改善を背景に、上半期の利益が19.4%増えたことが評価された。
一方、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT) BATS.L はポンド高の影響で
上半期の業績が振るわず、株価が1.2%下落した。
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。軟調な決算発表が続いたほか、ウクライ
ナ情勢の緊迫化を懸念して市場心理が悪化した。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は6.88ポイント(0.50%)
安の1366.52で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は2
1.31ポイント(0.67%)安の3169.23だった。
スイスのセメント大手ホルシム HOLN.VX とドイツのハイデルベルク・セメント.DE>は新興国の通貨安で第2・四半期の決算が振るわず、株価が4.8%と2.8%それ
ぞれ下落した。
フランスのエンジニアリング大手シュナイダー・エレクトリック SCHN.PA も、ユー
ロ高の影響で上半期の業績が市場予想を下回り、株価が4.3%下落した。
フランスの石油大手トタル TOTF.PA は、マレーシア航空機撃墜以降、ロシアの独立
系天然ガス企業ノバテク NVTK.MM の株式購入を停止したと発表したことを受け、株価が
4.9%下落した。
ポルトガル株も売られた。小売りジェロニモ・マーティンス JMT.LS と銀行大手バン
コ・エスピリト・サント(BES) BES.LS はそれぞれ10%を超える値下がりとなった
。
ジェロニモ・マーティンスは、主要市場のポーランドやポルトガルがデフレで苦戦し
ており、第2・四半期の決算が振るわなかった。BESは決算発表を控えており、損失が
出るとの懸念から売られた。
ロシアがウクライナとの国境地帯で軍隊を増強しているとする北大西洋条約機構(N
ATO)幹部の発言を受けて、株価は取引終盤にかけて一段安となった。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6773.44(‐34.31)
前営業日終値 6807.75(+19.68)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9593.68(‐59.95)
前営業日終値 9653.63(+55.46)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4312.30(‐53.28)
前営業日終値 4365.58(+20.81)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が34.31ポイント(
0.50%)安の6773.44と反落して取引を終えた。決算が軟調だった鉱山株が売
られ全体水準を押し下げた。
チリの産銅大手アントファガスタ・ミネラルズ ANTO.L は産出コストの増加や銅価格
の低迷などで上半期の産出量が4.4%減となったことが嫌気され、株価が4.6%下落
した。これに伴って鉱山株指数 .FTNMX1770 も1.55%低下し、部門別で最も大きな下
落となった。
ただFT100種の下落は、銀行株が好調だったことで限定的な範囲にとどまった。
銀行株指数 .FTNMX8350 は、大手バークレイズ BARC.L にけん引される形で1.28%上
昇。バークレイズは第2・四半期決算で異常事項を調整した基礎的利益は減ったが、コス
ト削減や資産売却が順調に進んでいるとの説明が好感され、株価が4.2%値上がりした
。
建設資材で英国最大手のトラビス・パーキンス TPK.L は2.7%上昇。市場の回復
や消費者信頼感の改善を背景に、上半期の利益が19.4%増えたことが評価された。
一方、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT) BATS.L はポンド高の影響で
上半期の業績が振るわず、株価が1.2%下落した。
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。軟調な決算発表が続いたほか、ウクライ
ナ情勢の緊迫化を懸念して市場心理が悪化した。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は6.88ポイント(0.50%)
安の1366.52で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は2
1.31ポイント(0.67%)安の3169.23だった。
スイスのセメント大手ホルシム HOLN.VX とドイツのハイデルベルク・セメント
ぞれ下落した。
フランスのエンジニアリング大手シュナイダー・エレクトリック SCHN.PA も、ユー
ロ高の影響で上半期の業績が市場予想を下回り、株価が4.3%下落した。
フランスの石油大手トタル TOTF.PA は、マレーシア航空機撃墜以降、ロシアの独立
系天然ガス企業ノバテク NVTK.MM の株式購入を停止したと発表したことを受け、株価が
4.9%下落した。
ポルトガル株も売られた。小売りジェロニモ・マーティンス JMT.LS と銀行大手バン
コ・エスピリト・サント(BES) BES.LS はそれぞれ10%を超える値下がりとなった
。
ジェロニモ・マーティンスは、主要市場のポーランドやポルトガルがデフレで苦戦し
ており、第2・四半期の決算が振るわなかった。BESは決算発表を控えており、損失が
出るとの懸念から売られた。
ロシアがウクライナとの国境地帯で軍隊を増強しているとする北大西洋条約機構(N
ATO)幹部の発言を受けて、株価は取引終盤にかけて一段安となった。