[東京 29日 ロイター] -
日経平均 .N225
前場終値 15365.08 -94.78
寄り付き 15423.88
安値/高値 15356.00─15447.81
東証出来高(万株) 106037
東証売買代金(億円) 8209.84
前場の東京株式市場で日経平均は続落となった。取引時間中としては8月18日以来
、9営業日ぶりに1万5400円を下回った。前日の米国株安に加え、寄り付き前に発表
された7月の鉱工業生産指数速報値など国内の経済指標が市場予測を下回ったことで、寄
り付きから弱含む展開となった。ただ、下値では押し目買いの動きも見られたほか、トヨ
タ自動車 7203.T やソニー 6758.T 、ホンダ 7267.T といった輸出関連の主力株が堅調な
値動きを見せた。
28日の米国株市場は主要3指数がそろって小幅に下落。ウクライナ情勢をめぐる懸
念が市場に広がった一方、堅調な内容となった米国の経済指標が市場心理を下支えした。
一方、ドル/円 JPY=EBS は103円後半で推移しており、円安基調に一服感が見られる
状況が続いている。
外部環境に上値を追える材料が乏しい中で、経済産業省がきょうの寄り付き前に発表
した7月鉱工業生産指数速報値は前月比プラス0.2%。2か月ぶりに上昇したものの、
ロイターの事前予測調査の同プラス1.0%を下回った。また総務省が発表した7月の家
計調査では、実質消費支出が予測中央値を下回った。こうした流れから東京市場は朝方に
売り先行で始まり、日経平均は前日比で一時100円強値下がりした。
市場からは「鉱工業生産指数速報値が市場予想に比べ伸び悩みを見せたことが、市場
心理に若干マイナスの影響を及ぼした」(エース経済研究所社長の子幡健二氏)との声が
聞かれる。一方で、トヨタ、ホンダ、ソニーといった主力株の一部は堅調な値動きとなっ
ている。「欧州の景気に停滞感が見られる中で、海外の年金基金が日本の有力株を買い始
める動きが出ているようだ」(同)という。
個別銘柄ではリソー教育 4714.T が上昇。28日に2015年2月期通期の連結業績
予想を上方修正したことが好感された。一方、シャープ 6753.T との資本提携提携を解消
すると28日に発表したパイオニア 6773.T は続落した
東証1部の騰落数は、値上がり455銘柄に対し、値下がりが1218銘柄、変わら
ずが142銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ
株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T
東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T
東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T
東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T
東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T
ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T
ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T
ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T
ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225
TOPIX(東証株価指数) .TOPX
TOPIX CORE30 .TOPXC
JPX日経インデックス400 .JPXNK400
日経ジャスダック平均株価 .NOTC
東証マザーズ指数 .MTHR
日経225先物 0#JNI:
SGX日経225先物 0#SSI:
TOPIX先物 0#JTI:
日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))
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東証売買代金(億円) 8209.84
前場の東京株式市場で日経平均は続落となった。取引時間中としては8月18日以来
、9営業日ぶりに1万5400円を下回った。前日の米国株安に加え、寄り付き前に発表
された7月の鉱工業生産指数速報値など国内の経済指標が市場予測を下回ったことで、寄
り付きから弱含む展開となった。ただ、下値では押し目買いの動きも見られたほか、トヨ
タ自動車 7203.T やソニー 6758.T 、ホンダ 7267.T といった輸出関連の主力株が堅調な
値動きを見せた。
28日の米国株市場は主要3指数がそろって小幅に下落。ウクライナ情勢をめぐる懸
念が市場に広がった一方、堅調な内容となった米国の経済指標が市場心理を下支えした。
一方、ドル/円 JPY=EBS は103円後半で推移しており、円安基調に一服感が見られる
状況が続いている。
外部環境に上値を追える材料が乏しい中で、経済産業省がきょうの寄り付き前に発表
した7月鉱工業生産指数速報値は前月比プラス0.2%。2か月ぶりに上昇したものの、
ロイターの事前予測調査の同プラス1.0%を下回った。また総務省が発表した7月の家
計調査では、実質消費支出が予測中央値を下回った。こうした流れから東京市場は朝方に
売り先行で始まり、日経平均は前日比で一時100円強値下がりした。
市場からは「鉱工業生産指数速報値が市場予想に比べ伸び悩みを見せたことが、市場
心理に若干マイナスの影響を及ぼした」(エース経済研究所社長の子幡健二氏)との声が
聞かれる。一方で、トヨタ、ホンダ、ソニーといった主力株の一部は堅調な値動きとなっ
ている。「欧州の景気に停滞感が見られる中で、海外の年金基金が日本の有力株を買い始
める動きが出ているようだ」(同)という。
個別銘柄ではリソー教育 4714.T が上昇。28日に2015年2月期通期の連結業績
予想を上方修正したことが好感された。一方、シャープ 6753.T との資本提携提携を解消
すると28日に発表したパイオニア 6773.T は続落した
東証1部の騰落数は、値上がり455銘柄に対し、値下がりが1218銘柄、変わら
ずが142銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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