[東京 1日 ロイター] -
日経平均 .N225
終値 15476.6 +52.01
寄り付き 15454.59
安値/高値 15440.99─15478.77
TOPIX .TOPX
終値 1283.06 +5.09
寄り付き 1280.54
安値/高値 1279.52─1283.16
東証出来高(万株) 181198
東証売買代金(億円) 13308.83
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発した。前週末の米国株高や円安基調を追い風に
朝方から小高く始まったものの、その後は上値を追う材料に欠ける展開となった。今晩の
米国市場が休場であるほか、週後半にかけて重要イベントを控えていることなどを背景に
、機関投資家を中心に積極的に売買しようとする動きは乏しく、終始様子見ムードが広が
った。日中の値幅は37円78銭と今年最少となったほか、東証1部の売買代金は1兆3
308億円と今年3番目に低い水準となった。
きょうの日中の値幅は2012年11月14日以来、1年9カ月半ぶりの水準となっ
た。ドル/円 JPY=EBS は104円台前半で動意に乏しさをみせたほか、週後半にかけて
内閣改造や日銀金融政策決定会合、欧州中央銀行(ECB)理事会、米雇用統計発表など
を控えていることもあり、薄商いに拍車をかけた。東証1部の売買代金は今年中としては
4月21日に次ぐ3番目の低水準となった。
こうした中で、セクター別では建設業が上昇率トップ。中小型株を中心に物色され、
三井住友建設 1821.T や熊谷組 1861.T 、飛島建設 1805.T などが年初来高値を更新した
。「内閣改造を前に、アベノミクスは地方創生が今後の目玉となるとの見方が強まりつつ
あり、それを先取りしようとする動きが出ている」(内藤証券・投資調査部長の田部井美
彦氏)という。大手メーカーによる建築用ガラスの値上げ方針が伝わったガラス・土石も
上昇。一方、小売業や食品、情報・通信、海運は下落した。
個別銘柄では、みずほ証券が8月29日付で同社に対する投資判断を「中立」から「
買い」に引き上げた日立造船 7004.T が続伸。9月30日現在の株主に対して10月1日
付で1対2株の株式分割を行うと発表したJCU 4975.T も買われた。一方、公募による
自己株の処分などで最大約108億円を調達すると発表した日新製鋼 5413.T は続落した
。
東証1部騰落数は、値上がり1187銘柄に対し、値下がりが517銘柄、変わらず
が115銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ
株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T
東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T
東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T
東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T
東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T
ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T
ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T
ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T
ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225
TOPIX(東証株価指数) .TOPX
TOPIX CORE30 .TOPXC
JPX日経インデックス400 .JPXNK400
日経ジャスダック平均株価 .NOTC
東証マザーズ指数 .MTHR
日経225先物 0#JNI:
SGX日経225先物 0#SSI:
TOPIX先物 0#JTI:
日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))
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東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発した。前週末の米国株高や円安基調を追い風に
朝方から小高く始まったものの、その後は上値を追う材料に欠ける展開となった。今晩の
米国市場が休場であるほか、週後半にかけて重要イベントを控えていることなどを背景に
、機関投資家を中心に積極的に売買しようとする動きは乏しく、終始様子見ムードが広が
った。日中の値幅は37円78銭と今年最少となったほか、東証1部の売買代金は1兆3
308億円と今年3番目に低い水準となった。
きょうの日中の値幅は2012年11月14日以来、1年9カ月半ぶりの水準となっ
た。ドル/円 JPY=EBS は104円台前半で動意に乏しさをみせたほか、週後半にかけて
内閣改造や日銀金融政策決定会合、欧州中央銀行(ECB)理事会、米雇用統計発表など
を控えていることもあり、薄商いに拍車をかけた。東証1部の売買代金は今年中としては
4月21日に次ぐ3番目の低水準となった。
こうした中で、セクター別では建設業が上昇率トップ。中小型株を中心に物色され、
三井住友建設 1821.T や熊谷組 1861.T 、飛島建設 1805.T などが年初来高値を更新した
。「内閣改造を前に、アベノミクスは地方創生が今後の目玉となるとの見方が強まりつつ
あり、それを先取りしようとする動きが出ている」(内藤証券・投資調査部長の田部井美
彦氏)という。大手メーカーによる建築用ガラスの値上げ方針が伝わったガラス・土石も
上昇。一方、小売業や食品、情報・通信、海運は下落した。
個別銘柄では、みずほ証券が8月29日付で同社に対する投資判断を「中立」から「
買い」に引き上げた日立造船 7004.T が続伸。9月30日現在の株主に対して10月1日
付で1対2株の株式分割を行うと発表したJCU 4975.T も買われた。一方、公募による
自己株の処分などで最大約108億円を調達すると発表した日新製鋼 5413.T は続落した
。
東証1部騰落数は、値上がり1187銘柄に対し、値下がりが517銘柄、変わらず
が115銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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