[2日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6829.17(+3.86)
前営業日終値 6825.31(+5.56)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9507.02(+27.99)
前営業日終値 9479.03(+ 8.86)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4378.33(‐1.40)
前営業日終値 4379.73(‐1.31)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が3.86ポイント(0
.06%)高の6829.17と小幅続伸で取引を終えた。金属価格の上昇を好感して鉱
業株が買われたが、欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えて慎重ムードが広がり、株価
の上値は重かった。
鉱山関連株 .FTNMX1770 が0.95%の上昇。ファンド資金の流入で、亜鉛が4週ぶ
り高値をつけたほか、アルミも18カ月ぶりの高値に近づいた。
BHPビリトン BLT.L は0.8%、チリの産銅大手アントファガスタ・ミネラルズ<
ANTO.L>も1.3%の値上がりとなった。最高経営責任者(CEO)が「買収提案があれ
ば前向きに受け止める」との主旨の発言をしたと報じられたアングロ・アメリカン>は2.5%の上昇。
医薬品大手アストラゼネカ AZN.L は、米同業のファイザーが再度買収に乗り出すと
の臆測について、幹部が否定的な見解を示したことで0.8%下落した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、先月のハト派色の強い講演で一段の景気刺
激策を打ち出すとの期待を高めた。しかし、複数のECB関係者は先週、新たな行動に打
って出ることはあり得なくはないものの考えにくいとし、注目されている量的緩和へのハ
ードルは依然「とても高い」と述べた。
バークレイズの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「今回、景気刺激策が追加
されるとは考えていないが、経済成長や融資状況の弱さを考えると、それほど長く待つ必
要はなさそうだ」と語った。
<欧州株式市場> まちまちだった。英医薬品大手アストラゼネカ AZN.L が、再び
米同業のファイザーによる買収対象になるとの見方に対して否定的な見解を示したことか
ら、ヘルスケア分野の主要銘柄が売られた。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は0.90ポイント(0.07%)
安の1375.93で引けた。一方、DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は5
.24ポイント(0.17%)高の3180.29だった。
投資家は、4日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいと慎重姿勢をと
っている。今回は大きな動きはないとの見方が大勢だが、低インフレが長引いていること
や、ウクライナ情勢がユーロ圏経済を圧迫していることから、ECBは最終的に政策をさ
らに緩和するとの見方がほとんどだ。
市場関係者の中には、株価はECBの新たな政策を見越して既に上昇しており、さら
なる上昇の余地はほとんどないとの見方もある。
アストラゼネカは0.8%の下落。スイスの製薬大手ロシュ・ホールディングX>やノバルティス NOVNJ.VX も連れ安となり、STOXX欧州600ヘルスケア株<.SXDP
>は0.2%安となった。
アストラゼネカは、最高経営責任者(CEO)がロイター通信のインタビューで、全
ては「正常に戻っている」と語ったことがきっかけで売られた。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6829.17(+3.86)
前営業日終値 6825.31(+5.56)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9507.02(+27.99)
前営業日終値 9479.03(+ 8.86)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4378.33(‐1.40)
前営業日終値 4379.73(‐1.31)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が3.86ポイント(0
.06%)高の6829.17と小幅続伸で取引を終えた。金属価格の上昇を好感して鉱
業株が買われたが、欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えて慎重ムードが広がり、株価
の上値は重かった。
鉱山関連株 .FTNMX1770 が0.95%の上昇。ファンド資金の流入で、亜鉛が4週ぶ
り高値をつけたほか、アルミも18カ月ぶりの高値に近づいた。
BHPビリトン BLT.L は0.8%、チリの産銅大手アントファガスタ・ミネラルズ<
ANTO.L>も1.3%の値上がりとなった。最高経営責任者(CEO)が「買収提案があれ
ば前向きに受け止める」との主旨の発言をしたと報じられたアングロ・アメリカン
医薬品大手アストラゼネカ AZN.L は、米同業のファイザーが再度買収に乗り出すと
の臆測について、幹部が否定的な見解を示したことで0.8%下落した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、先月のハト派色の強い講演で一段の景気刺
激策を打ち出すとの期待を高めた。しかし、複数のECB関係者は先週、新たな行動に打
って出ることはあり得なくはないものの考えにくいとし、注目されている量的緩和へのハ
ードルは依然「とても高い」と述べた。
バークレイズの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「今回、景気刺激策が追加
されるとは考えていないが、経済成長や融資状況の弱さを考えると、それほど長く待つ必
要はなさそうだ」と語った。
<欧州株式市場> まちまちだった。英医薬品大手アストラゼネカ AZN.L が、再び
米同業のファイザーによる買収対象になるとの見方に対して否定的な見解を示したことか
ら、ヘルスケア分野の主要銘柄が売られた。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は0.90ポイント(0.07%)
安の1375.93で引けた。一方、DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は5
.24ポイント(0.17%)高の3180.29だった。
投資家は、4日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいと慎重姿勢をと
っている。今回は大きな動きはないとの見方が大勢だが、低インフレが長引いていること
や、ウクライナ情勢がユーロ圏経済を圧迫していることから、ECBは最終的に政策をさ
らに緩和するとの見方がほとんどだ。
市場関係者の中には、株価はECBの新たな政策を見越して既に上昇しており、さら
なる上昇の余地はほとんどないとの見方もある。
アストラゼネカは0.8%の下落。スイスの製薬大手ロシュ・ホールディング
>は0.2%安となった。
アストラゼネカは、最高経営責任者(CEO)がロイター通信のインタビューで、全
ては「正常に戻っている」と語ったことがきっかけで売られた。