[東京 10日 ロイター] -
日経平均 .N225
終値 15788.78 +39.63
寄り付き 15688.55
安値/高値 15664.79─15795.6
TOPIX .TOPX
終値 1306.79 +7.17
寄り付き 1294.16
安値/高値 1294.16─1306.79
東証出来高(万株) 194637
東証売買代金(億円) 18663.99
東京株式市場で日経平均は3日続伸となった。前日の米国株安を受け朝方は全体的に売り
が先行したものの、自動車や電機といった主力輸出株の一角が堅調に推移。後場に入りド
ル/円 JPY=EBS が106円半ばまで円安方向に振れたことも支援材料となった。もっと
も今週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控える中で、日中は手掛けにくさを感じ
る展開となり、東証1部の売買代金は活況の目安の2兆円を下回った。
9日の米国株市場は早期の利上げ観測が広がったことを受け、主要3指数がそろって
下落。こうした流れから、朝方の東京市場も売りが先行した。前日に値上がりしたソフト
バンク 9984.T が反落したことも相場の足かせとなった。ただトヨタ自動車 7203.T やキ
ヤノン 7751.T といった主力輸出株の一角は小高く始まったほか、電気機器、輸送用機器
セクターも堅調な動きを見せた。
日中は週末のメジャーSQが意識され、軟調にもみ合う展開が続いたものの、ドル/
円が106円半ばまで強含むと、先物主導で買いが進み、日経平均はプラスに転換した。
また9月中間決算期が迫る中で、配当・優待取りの動きも相場を下支えした。市場か
らは「日本航空 9201.T が前場で切り返したほか、電鉄株も堅調な値動きをみせ、地合い
としては悪くなかった。輸出関連の値がさ株も上げるなど、円安に素直に反応した相場と
いえる。いつもよりは比較的、現物主導で買いが入った印象もある」(光世証券執行役員
の西川雅博氏)との指摘が出ている。
個別銘柄では、九州電力 9508.T が後場に一段高。原子力規制委員会が10日の定例
会合で、川内原発1、2号機が新規制基準に「適合していると認められる」との審査書を
了承したことを材料視した。冷凍食品の製造・販売の米ウィンザー・クオリティ・ホール
ディングス(テキサス州)を約840億円で買収すると発表した味の素 2802.T も買われ
た。
一方、住友金属鉱山 5713.T は続落。フィリピンの鉱石輸出規制の実施に数年かかる
可能性が報じられたことなどを受け、ニッケルや銅、亜鉛などが大幅に下落したことが嫌
気された。
東証1部騰落数は、値上がり1090銘柄に対し、値下がりが581銘柄、変わらず
が152銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ
株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T
東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T
東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T
東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T
東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T
ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T
ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T
ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T
ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225
TOPIX(東証株価指数) .TOPX
TOPIX CORE30 .TOPXC
JPX日経インデックス400 .JPXNK400
日経ジャスダック平均株価 .NOTC
東証マザーズ指数 .MTHR
日経225先物 0#JNI:
SGX日経225先物 0#SSI:
TOPIX先物 0#JTI:
日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))
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東証出来高(万株) 194637
東証売買代金(億円) 18663.99
東京株式市場で日経平均は3日続伸となった。前日の米国株安を受け朝方は全体的に売り
が先行したものの、自動車や電機といった主力輸出株の一角が堅調に推移。後場に入りド
ル/円 JPY=EBS が106円半ばまで円安方向に振れたことも支援材料となった。もっと
も今週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控える中で、日中は手掛けにくさを感じ
る展開となり、東証1部の売買代金は活況の目安の2兆円を下回った。
9日の米国株市場は早期の利上げ観測が広がったことを受け、主要3指数がそろって
下落。こうした流れから、朝方の東京市場も売りが先行した。前日に値上がりしたソフト
バンク 9984.T が反落したことも相場の足かせとなった。ただトヨタ自動車 7203.T やキ
ヤノン 7751.T といった主力輸出株の一角は小高く始まったほか、電気機器、輸送用機器
セクターも堅調な動きを見せた。
日中は週末のメジャーSQが意識され、軟調にもみ合う展開が続いたものの、ドル/
円が106円半ばまで強含むと、先物主導で買いが進み、日経平均はプラスに転換した。
また9月中間決算期が迫る中で、配当・優待取りの動きも相場を下支えした。市場か
らは「日本航空 9201.T が前場で切り返したほか、電鉄株も堅調な値動きをみせ、地合い
としては悪くなかった。輸出関連の値がさ株も上げるなど、円安に素直に反応した相場と
いえる。いつもよりは比較的、現物主導で買いが入った印象もある」(光世証券執行役員
の西川雅博氏)との指摘が出ている。
個別銘柄では、九州電力 9508.T が後場に一段高。原子力規制委員会が10日の定例
会合で、川内原発1、2号機が新規制基準に「適合していると認められる」との審査書を
了承したことを材料視した。冷凍食品の製造・販売の米ウィンザー・クオリティ・ホール
ディングス(テキサス州)を約840億円で買収すると発表した味の素 2802.T も買われ
た。
一方、住友金属鉱山 5713.T は続落。フィリピンの鉱石輸出規制の実施に数年かかる
可能性が報じられたことなどを受け、ニッケルや銅、亜鉛などが大幅に下落したことが嫌
気された。
東証1部騰落数は、値上がり1090銘柄に対し、値下がりが581銘柄、変わらず
が152銘柄だった。
(長田善行)
((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging:
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