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日経平均は大幅に6日続伸、1ドル=120円台まで円安進行、主力大型株に買い

発行済 2022-03-22 16:01
更新済 2022-03-22 16:16
© Reuters.
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日経平均は大幅に6日続伸。
日本の連休中、米国市場ではNYダウが18日、21日と合わせて70ドルあまり上昇した。
また、日米の金融政策を巡る方向性の違いから、為替市場では円安が進行。
連休明けの東京市場では主力大型株を中心に円安を好感した買いが先行し、日経平均は263円高からスタートした。
さらに、円相場が2016年以来6年ぶりに1ドル=120円台まで下落するとともに日経平均も上げ幅を広げ、前場中ごろを過ぎると一時27284.47円(前週末比457.04円高)まで上昇した。


大引けの日経平均は前週末比396.68円高の27224.11円となった。
終値としては2月17日以来の高値となる。
東証1部の売買高は15億3323万株、売買代金は3兆4261億円だった。
業種別では、鉱業、保険業、卸売業が上昇率上位で、その他も全般堅調。
一方、海運業、空運業、食料品など5業種が下落した。
東証1部の値上がり銘柄は全体の52%、対して値下がり銘柄は44%となった。


個別では、米金利上昇で三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)といった金融株が買われた。
連休中にNY原油先物相場が3日続伸したことを受け、INPEX (T:1605)が8%を超える上昇となったほか、三菱商事 (T:8058)などの商社株も上昇が目立った。
その他売買代金上位ではソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、トヨタ自 (T:7203)、ソニーG (T:6758)などが堅調。
前期業績の修正や増配を発表したアダストリア (T:2685)は急伸し、インフロニアHD (T:5076)による株式公開買付け(TOB)が発表された東洋建 (T:1890)はストップ高を付けた。
一方、郵船 (T:9101)やレーザーテック (T:6920)が軟調で、商船三井 (T:9104)
は小安く引けた。
前週末に急伸したレノバ (T:9519)が利益確定売りに押されるなど、中小型グロース(成長)株は下落が目立った。
また、中古車価格のピークアウト懸念からIDOM (T:7599)やネクステージ (T:3186)が東証1部下落率上位に顔を出した。

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