[東京 23日 ロイター] - 松野博一官房長官は23日午前の会見で、岸田文雄首相がベルギー・ブリュッセルの訪問中、2国間会談が行われるか「何ら決まっていない」と述べた。
岸田首相は23━25日の日程でブリュッセルを訪問し、主要7カ国(G7)首脳会合に出席する予定。ウクライナ情勢などを議論するとともに、G7の結束を発信する。
日本の国会では、ウクライナのゼレンスキー大統領が23日午後6時からオンライン形式で演説を行う予定となっている。
松野長官は、今回のロシアによるウクライナ侵略は「欧州のみならず日本を含むアジアにとっても自分の問題として捉えなければならない問題だ」と指摘。ゼレンスキー大統領の思いをしっかり受け止め、国際社会が協力してウクライナを支援していかなければならないと述べた。