[24日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは24日、米10年債利回りの年末水準予想を従来の2.25%から2.7%に引き上げた。物価上昇圧力がより広範かつ持続的となり、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を強めたことを受けた。
2年債利回りは2022年末に2.9%、23年末に3.15%に達すると予想。30年債利回りについてはより緩やかな上昇を見込み、22年末で2.75%とした。
2・10年債の利回り差は年末までに緩やかに逆転すると想定。ただ、必ずしもリセッション(景気後退)のシグナルとして受けとるべきではないとした。
また、インフレが一段と持続すればさらなる利回り上昇につながる可能性がある一方、逆の展開となれば利回りは低下するとした。