[7日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6495.58(‐68.07) 前営業日終値 6563.65(+35.74)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9086.21(‐123.30) 前営業日終値 9209.51(+13.83)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4209.14(‐77.38) 前営業日終値 4286.52(+4.78)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が68.07ポイント( 1.04%)安の6495.58と反落して取引を終えた。エボラ出血熱感染がアフリカ 大陸以外にも広がっていることで、航空・旅行関連が打撃を受けるとの懸念が広がった。 エボラ出血熱に関連してスペインで4人が入院したとの報道で、旅行・レジャー株指 数 .FTNMX5750 は2.98%低下した。個別銘柄では、ブリティッシュ・エアウェイズ( BA)やスペインのイベリア航空を傘下に持つインターナショナル・エア ラインズ・グ ループ(IAG) ICAG.L のほか、格安航空会社(LCC)のイージージェット EZJ.L 、クルーズ船運営会社のカーニバル CCL.N 、 欧州最大の旅行会社TUIトラベル TT.L 、ホテル経営で世界最大手のインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)が3.7%から6.9%それぞれ下落した。
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。国際通貨基金(IMF)がユーロ圏の経 済規模トップ3カ国の成長見通しを引き下げたことや、朝方発表のドイツの8月の鉱工業 生産が振るわなかったことが重しとなった。 スイスの商品取引・資源大手グレンコア GLEN.L からの合併提案を拒否した英豪系資 源大手のリオ・ティント RIO.L は2.2%上昇した。グレンコアは2.4%の下落だっ た。鉱業分野で合併・買収(M&A)が活発になるとの期待から、 英資源大手のアング ロ・アメリカン AAL.L は2.0%値を上げた。