[11日 ロイター] - 中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の今年の広告収入は前年の3倍となる110億ドル超に達し、ライバルのツイッターとスナップの合計広告収入を上回る公算が大きい――調査会社インサイダー・インテリジェンスはこうした見通しを明らかにした。
ティックトックは世界で最も人気のあるソーシャルメディア・アプリの1つで、アクティブユーザーは10億人以上。インサイダー・インテリジェンスのアナリスト、デブラ・アホ・ウィリアムソン氏は「ティックトックのユーザー層は過去数年で急増し、ユーザーの利用時間の多さも際立っている」と指摘した。
ツイッターと、スナップが運営するスナップチャットの予想広告収入はそれぞれ55億8000万ドルと48億6000万ドルとなっている。