40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

NTT、海外事業を再編 NTTデータへ追加出資

発行済 2022-05-09 15:37
更新済 2022-05-09 15:46
© Reuters.  5月9日、NTTは海外事業を再編すると発表した。写真は同社のロゴ。都内で2020年9月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

[東京 9日 ロイター] - NTTは9日、海外事業を再編すると発表した。海外でデータセンター事業などを手掛ける100%子会社のNTTリミテッドをNTTデータの傘下に移管し、データの海外事業と統合する。同時にデータ株を2%強追加取得し、連携を強化する。

今回の統合を提案したというデータの本間洋社⾧は会見で、その狙いを総合的なサービスの提供が可能になることだと説明。グループ戦略の一貫性や将来の企業買収も含めた投資余力の拡充、不足しがちな人材の結集、コスト削減などのメリットを挙げた。

データ株の追加取得は、6000万株もしくは1000億円を上限として、市場買付で実施する。取得期間などは未定。NTTの澤田純社⾧は、中期計画で掲げる23年度の1株利益計画の370円に対し「統合費用がかかってくるので、少しでもデータの持ち分を増やして、連携を深めるようにしたい」と話した。

<NTTデータ株、TOBの思惑で一時17%高>

この日午前の東京株式市場では、両社が会見することが伝わると、NTTデータ株が一時17%超急騰。NTTによる「完全子会社化などへの思惑」(国内証券)が手掛かりになったという。

この件について会見で問われた澤田社長は「TOBのような大きなものを場中に発表することはあり得ない。むしろ(株式の取引が)終わってからやるより、時間中にやるということだと、TOBのイメージはなかったのではないかと考えていた」と説明した。

データの上場に関しては「続けたい」と言明。「海外の顧客や投資家から見える形で上場を続けたいと、現時点では考えいる」と述べた。

事業再編の詳細が伝わると、データ株は午後に一転4%超急反落。澤田社長も「非常に(株高の)反応が早くて、落ちる反応も早かった」と驚きの様子だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます