［２６日 ロイター］ - （カッコ内は前営業日比）
ＦＴ１００種総合株価指数（ロンドン） .FTSE 終値 6729.17（‐1.97） 前営業日終値 6731.14（＋1.35）
クセトラＤＡＸ指数（フランクフルト） .DAX 終値 9915.56（＋54.35） 前営業日終値 9861.21（＋75.67）
ＣＡＣ４０種平均指数（パリ） .FCHI 終値 4373.42（‐8.89） 前営業日終値 4382.31（＋13.87）
＜ロンドン株式市場＞ ほぼ横ばいで取引を終えた。旅行・レジャー関連株が売られ 、鉱業株の持ち直しや通信株の値上がりを打ち消した。 旅行・レジャー関連株指数 .FTNMX5750 は１．２５％の低下。部門別で最も大きなマ イナスとなった。 小型株で旅行会社トーマス・クック TCG.L は、業績の立て直しを主導してきたハリ エット・グリーン最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任するとの発表を受け、株価が１７．７ ％下落した。取引環境の厳しさを理由に２０１５年は成長が鈍るとしたことも嫌気された 。 トーマス・クックの下落につられる形で欧州最大の旅行会社ＴＵＩトラベル TT.L も ２．１％値下がりした。 鉱業株指数 .FTNMX1770 は０．６２％上昇した。今四半期の鉱業株の下落は、ベース メタルの価格下落幅を超えており、割安感が出ている。 チリの産銅大手アントファガスタ・ミネラルズ ANTO.L は３．７％、豪英資源大手Ｂ ＨＰビリトン BLT.L は０．８％、同業のアングロ・アメリカン AAL.L は１．４％値上が りした。 通信大手ＢＴグループ BT.L も２．２％の上昇。携帯電話会社ＥＥの買収について、 ＥＥの株主であるドイツテレコムやフランス通信大手オレンジと協議しているとしたこと が材料視された。
＜欧州株式市場＞ ほぼ横ばいで取引を終えた。欧州中央銀行（ＥＣＢ）の追加緩和 への期待が続く中、ドイツのクセトラＤＡＸ指数は１０営業日続伸となった。 ＥＣＢのコンスタンシオ副総裁はこの日、国債購入を始めるかどうか来年第１・四半 期にも決める可能性を示した。 ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数 .FTEU3 は狭い値動きとなり、０．３１ポイ ント（０．０２％）高の１３８９．１８で取引を終えた。 ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数 .STOXX50E は０．０７ポイント（０．００％）安 の３２２６．０８だった。 ドイツのクセトラＤＡＸ指数 .GDAXI は５４．３５ポイント（０．５５％）高。１０ 営業日連続の上昇は、２０１３年５月以来の長さとなる。 追加緩和期待による株価上昇効果は、石油関連株が売られたことで限定的なものとな った。ノルウェーの油田掘削会社シードリル SDRL.OL は配当を見送ると発表し、株価が １８．３％下落した。 原油価格の下落で石油サービス企業は相次いで配当を取りやめている。ライバルでオ ランダの海洋サービス大手フグロ FUGRc.AS は１．５％、ノルウェーの油田サービス会社 ペトロリアム・ゲオサービシズ PGS.OL は２．６％、英石油・ガス探鉱会社アフレン