[東京 17日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値 16819.73 +64.41 寄り付き 16689.34 安値/高値 16672.94─16891.02
TOPIX .TOPX 終値 1352.01 -1.36 寄り付き 1347.03 安値/高値 1346.37─1362.08
東証出来高(万株) 243085 東証売買代金(億円) 26033.88
東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の米株安などを受けて朝方は軟調な滑り 出しとなったものの、売られ過ぎとの意識が広がり切り返した。ただ、原油相場の先行き やロシア通貨ルーブル急落の影響への警戒感に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC) の結果を見極めたいとの姿勢も広がり、プラス圏に転じると指数はもみあいを続けた。T OPIXは3日続落となった。
日経平均は12月8日高値の1万8030円83銭から、きょうの朝方まで1357 円下落。急ピッチで調整を続けており、テクニカル指標の一部は売られ過ぎのサインを示 していた。取引時間中にはドル/円 JPY=EBS が117円台に乗せ、円安方向に振れたこ とで主力株の一角に買い戻しの動きも見られた。
しかしながら、ルーブル急落に伴う世界経済への警戒感は続き、日経平均は前場に1 35円高を付けてからは伸び悩んだ。ファーストリテイリング 9983.T やファナック <69 54.T>といった値がさ株が上昇し指数をけん引する一方で、トヨタ自動車 7203.T 、日産 自動車 7201.T など自動車関連株や電機株は総じてやや軟調。FOMCの結果発表前であ ることも見送り要因となり、上値の重い展開となった。
東洋証券の檜和田浩昭ストラテジストは「いったんは下げ止まったが、方向感が定ま らない。原油相場にはなお不透明感がある」と指摘。「原油市場に入っていた投機資金は 調整を余儀なくされ、それに絡む波乱が出てきている。ロシアや新興国市場のリスクへの 意識も続きそうだ」との見方を示している。
個別銘柄ではJT 2914.T が続落。ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い 」から「中立」に引き下げたことを嫌気した。一方、河西工業 7256.T が反発。16日 、2015年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表したことを好感した。またスカ イマーク 9204.T はきょうも買われ、ストップ高で引けた。
東証1部騰落数は、値上がり842銘柄に対し、値下がりが849銘柄、変わらずが 162銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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