[26日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6852.40(+19.57) 前営業日終値 6832.83(+36.20)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10798.33(+148.75) 前営業日終値 10649.58(+213.96)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4675.13(+34.44) 前営業日終値 4640.69(+87.89)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が続伸し、19.57ポ イント(0.29%)高の6852.40と、約4カ月ぶりの高値を更新して取引を終え た。エネルギー株が買われて全体水準を押し上げた。 石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長が原油相場は底を打ったとの認識を示 したことで、石油大手のBP BP.L やBGグループ BG.L 、ロイヤル・ダッチ・シェル
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が前週に国債買 い入れる量的金融緩和(QE)の実施を決めたことが引き続き相場を押し上げた。ただ、 ギリシャ総選挙で緊縮財政の見直しを求める最大野党の急進左派連合(SYRIZA)が 勝利したことで、同国株は大幅に売られた。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は8.52ポイント(0.58%) 高の1488.03と、約7年ぶりの終値を更新して取引を終えた。 DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は31.73(0.94%)高の34 14.28だった。 ギリシャの主要株価指数 .ATG は銀行株を中心に売りが集中し3.20%安となった 。ギリシャのピレウス・バンク BOPr.AT は17.6%、アルファ銀行 ACBr.AT は11. 6%の急落。金融支援の条件に財政緊縮を求めている欧州連合(EU)や国際通貨基金( IMF)などと、新政権との間に隔たりができるとの見方が不安材料となった。預金流出 で銀行の流動性が悪化することも懸念されている。 一方、ドイツのクセトラDAX指数 .GDAXI は1.40%、フランスのCAC40指 数 .FCHI は0.74%の値上がり。 南欧諸国の株式相場も好調で、スペインのIBEX35指数 .IBEX とポルトガルの PSI─20指数 .PSI20 、イタリアの主要株価FTSE・MIB指数 .FTMIB は1.0 8%から1.15%の上昇となった。