[ニューヨーク 26日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング1位のダニル・メドベージェフ(ロシア)は、四大大会21勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が全米オープン(OP)を欠場することについて「残念」と語った。
四大大会最終戦、全米OPは29日に開幕するが、米国では入国に先立ち、米国行きの航空便搭乗前に、新型コロナウイルスのワクチン証明書の提示を義務付けている。そのため、ワクチン接種を拒否しているジョコビッチは25日に、同大会を欠場する見通しを示していた。
昨年大会の決勝でジョコビッチを制し、自身初となる四大大会優勝を飾っていたメドベージェフ。ラファエル・ナダル(スペイン)とジョコビッチの四大大会優勝回数に言及し、「22回、21回というのは、とんでもない数字だ。(ジョコビッチが)ここにいないのは残念」と話した。
その一方で、ワクチン未接種では米国に渡航できないことに関しては「米国政府のルールだし、十分に理解もできる」とも語った。