[東京 14日 ロイター] - 東急は14日、映画や娯楽施設などの運営、不動産などを手がける連結子会社の東急レクリエーションを株式交換で来年1月に完全子会社化すると発表した。急速な事業環境の変化に対応するため、グループ内で資本関係をさらに強化し、エンターテインメント事業の拡充を図るのが狙い。
東急レクリエーション株1株に対して東急株3.60株を割り当て交付する。東急が保有する自己株式約1173万3548株を交付し、新株発行の予定はない。東急株の14日終値は1708円で、交付する自己株の価値は約200億円に相当する。スタンダード市場に上場している東急レクリエーションは12月29日に上場廃止となる。