[東京 4日 ロイター] - 日本郵船と川崎汽船は4日、2023年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。郵船はコンテナ船部門で下期に輸送需要減退による運賃市況下落を見込むものの、通期では高水準の利益を維持すると予想しているという。
郵船の通期予想は売上高は前年比18.4%増の2兆7000億円(従来2兆5000億円)、純利益は同2.1%増の1兆0300億円(同9600億円)。川崎船の売上高は同21.5%増の9200億円(同8900億円)、純利益は同9.0%増の7000億円(同6900億円)に見直した。
IBESによるアナリスト予想の純利益平均値は郵船が1兆0090億円(12人)、川崎船は7139億円(11人)となっている。