ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

NY株式:米国株式市場は続伸、インフレ鈍化を好感

発行済 2023-01-28 08:47
更新済 2023-01-28 09:00
© Reuters.
ダウ平均は28.67ドル高の33,978.08ドル、ナスダックは109.30ポイント高の11,621.71で取引を終了した。


連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重要視している12月コアPCE価格指数が鈍化傾向を示したため、金利先高観の後退で買われ、寄り付き後、上昇。
クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)の楽観的な見通しに加え、ミシガン大消費者信頼感指数が1年ぶりの高水準となったほか、住宅関連指標も予想を上回り、景気への悲観的見方が後退した。
さらに、ハイテクの上昇も相場を支援し、終日堅調に推移して終了。
セクター別では、自動車・自動車部品や小売りが上昇した一方、エネルギーが小幅下落した。


クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は第4四半期決算で、顧客の支出額が四半期ベースで過去最高を記録、景気後退の兆候は見られないとし、今年の収入で最大17%増と楽観的な見通しを示すと同時に、増配計画を発表して大幅高。
同業のビザ(V)も四半期決算の結果が予想を上回り、上昇した。
また、高級電気自動車メーカーのルシッドグループ(LCID)はサウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が同社買収を準備しているとの憶測を受けて上昇。


玩具メーカーのハズブロ(HAS)は昨年の年末商戦の需要が弱く、従業員全体の1割を削減する可能性を警告したため下落した。
消費財メーカーのコルゲート・パルモリーブ(CL)は第4四半期決算でコスト高などを背景に利益率、売上総数が予想を下回ったほか、1株利益見通しも予想を下回り下落。
また、半導体のインテル(INTC)は四半期決算で著しい売り上げの減少や利益率の低下が見られ、さらに、第1四半期見通しも予想を下回ったため大幅安となった。


投資家の恐怖心理を示すVIX指数は1年ぶりに18を一時割り込んだ。


(Horiko Capital Management LLC)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます