[台北 4日 ロイター] - 電子機器の受託生産世界最大手である台湾の鴻海精密工業は4日、劉揚偉会長がこのほど訪問したインドについて、半導体や電気自動車(EV)といった新しい分野での協力を求めていると表明した。
2月27日から今月4日までインドを訪問した劉会長は「パートナーシップを深め、旧友に会い、新しい友人をつくり、半導体開発や電気自動車など新しい分野での協力を求める当社の取り組みを後押しする訪問になった」とした。
鴻海はEV製造という野心的な計画を抱いており、半導体生産も視野に入れている。会長の訪印を受けた新たな投資計画などは明らかにされていない。