*15:35JST 日経平均は3日ぶり反落、景気後退懸念や円高で売り膨らむ
日経平均は3日ぶり反落。
25日の米株式市場でダウ平均は344.57ドル安と3日ぶり反落。
主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感から売りが先行。
経済指標が軒並み予想を下回り景気後退懸念が強まると一段と売られた。
地銀のファースト・リパブリックが資産売却を検討との報道で金融不安が再燃すると下落に拍車がかかった。
ナスダック総合指数は-1.97%と大幅続落。
米株安を受けて日経平均は141円安と28500円割れからスタート、決算を発表した米IT大手の株価が時間外取引で上昇していたことが投資家心理を支える中、日経平均は心理的な節目を保とうとする底堅さも見られた。
しかし、景気後退懸念や為替の円高が重しとなり、後場に入ってからは売りが膨らみ、一時300円安となった。
引けにかけては緩やかに下げ幅を縮めたが、今後控える主要企業の決算を前に戻りは鈍かった。
大引けの日経平均は前日比203.60円安の28416.47円となった。
東証プライム市場の売買高は11億990万株、売買代金は2兆7267億円だった。
セクターでは銀行、証券・商品先物、機械が下落率上位となった一方、建設、食料品、不動産が下落率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の83%、対して値上がり銘柄は15%だった。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ルネサス (TYO:6723)、ディスコ (TYO:6146)の半導体をはじめ、ソニーG (TYO:6758)、ファナック (TYO:6954)、新光電工 (TYO:6967)、村田製 (TYO:6981)などハイテクが全般下落。
ベイカレント (TYO:6532)、サイボウズ (TYO:4776)、ギフティ (TYO:4449)などグロース株の下落も目立った。
ほか、景気後退懸念や米長期金利の低下を背景に三井住友<
8316>、第一生命HD (TYO:8750)の金融、丸紅 (TYO:8002)、住友鉱山 (TYO:5713)、コスモエネHD (TYO:5021)
など資源関連も軟調。
決算を材料にシマノ (TYO:7309)、KOA (TYO:6999)、ジャフコG (TYO:8595)、中央発條 (TYO:5992)が大幅安となり、大阪ソーダ (TYO:4046)は一部工場の稼働停止を発表し急落した。
一方、KDDI (TYO:9433)、ソフトバンク (TYO:9434)、塩野義 (TYO:4507)のほか、資生堂 (TYO:4911)、寿スピリッツ (TYO:2222)、マツキヨココカラ (TYO:3088)、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)などディフェンシブ系やインバウンド関連の一角が堅調。
海外ファンドの株主提案が手掛かりとなった大林組 (TYO:1802)、戸田建設 (TYO:1860)が大きく上昇し、思惑から鹿島建設 (TYO:1812)、大成建設 (TYO:1801)なども大幅高。
一部商品の値上げを発表したアサヒGHD (TYO:2502)が買われ、サッポロHD (TYO:2501)、キリンHD (TYO:2503)も買われた。
業績関連のリリースを材料に遠藤照明 (TYO:6932)、雪印 (TYO:2270)、キヤノンMJ (TYO:8060)、コメリ (TYO:8218)が大きく上昇。
森永製菓 (TYO:2201)はレーティング格上げで大幅高となった。
25日の米株式市場でダウ平均は344.57ドル安と3日ぶり反落。
主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感から売りが先行。
経済指標が軒並み予想を下回り景気後退懸念が強まると一段と売られた。
地銀のファースト・リパブリックが資産売却を検討との報道で金融不安が再燃すると下落に拍車がかかった。
ナスダック総合指数は-1.97%と大幅続落。
米株安を受けて日経平均は141円安と28500円割れからスタート、決算を発表した米IT大手の株価が時間外取引で上昇していたことが投資家心理を支える中、日経平均は心理的な節目を保とうとする底堅さも見られた。
しかし、景気後退懸念や為替の円高が重しとなり、後場に入ってからは売りが膨らみ、一時300円安となった。
引けにかけては緩やかに下げ幅を縮めたが、今後控える主要企業の決算を前に戻りは鈍かった。
大引けの日経平均は前日比203.60円安の28416.47円となった。
東証プライム市場の売買高は11億990万株、売買代金は2兆7267億円だった。
セクターでは銀行、証券・商品先物、機械が下落率上位となった一方、建設、食料品、不動産が下落率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の83%、対して値上がり銘柄は15%だった。
個別では、レーザーテック (TYO:6920)、ルネサス (TYO:6723)、ディスコ (TYO:6146)の半導体をはじめ、ソニーG (TYO:6758)、ファナック (TYO:6954)、新光電工 (TYO:6967)、村田製 (TYO:6981)などハイテクが全般下落。
ベイカレント (TYO:6532)、サイボウズ (TYO:4776)、ギフティ (TYO:4449)などグロース株の下落も目立った。
ほか、景気後退懸念や米長期金利の低下を背景に三井住友<
8316>、第一生命HD (TYO:8750)の金融、丸紅 (TYO:8002)、住友鉱山 (TYO:5713)、コスモエネHD (TYO:5021)
など資源関連も軟調。
決算を材料にシマノ (TYO:7309)、KOA (TYO:6999)、ジャフコG (TYO:8595)、中央発條 (TYO:5992)が大幅安となり、大阪ソーダ (TYO:4046)は一部工場の稼働停止を発表し急落した。
一方、KDDI (TYO:9433)、ソフトバンク (TYO:9434)、塩野義 (TYO:4507)のほか、資生堂 (TYO:4911)、寿スピリッツ (TYO:2222)、マツキヨココカラ (TYO:3088)、三越伊勢丹HD (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)などディフェンシブ系やインバウンド関連の一角が堅調。
海外ファンドの株主提案が手掛かりとなった大林組 (TYO:1802)、戸田建設 (TYO:1860)が大きく上昇し、思惑から鹿島建設 (TYO:1812)、大成建設 (TYO:1801)なども大幅高。
一部商品の値上げを発表したアサヒGHD (TYO:2502)が買われ、サッポロHD (TYO:2501)、キリンHD (TYO:2503)も買われた。
業績関連のリリースを材料に遠藤照明 (TYO:6932)、雪印 (TYO:2270)、キヤノンMJ (TYO:8060)、コメリ (TYO:8218)が大きく上昇。
森永製菓 (TYO:2201)はレーティング格上げで大幅高となった。