[日本インタビュ新聞社] - NTT(日本電信電話)<9432>(東証プライム)は、IOWN構想に基づき、リアル世界の体感を再現する超高臨場メタバース空間の実現に向けた研究開発を行っている。その最新の成果として、2023年10月に開催予定の「SUBARU LEVORG presents 2023ジャパンカップサイクルロードレース」を再現したXRスポーツ空間において、選手達と一緒に走っているような”共走”体験を実現する実験を行う。
同実験では、広域な屋外環境の空間と時間変化、振動をバーチャル世界に再現する技術を用いて、ホープフルクリテリウムの映像・音響・路面情報等のデータを収録し、後日競技レースの時間・空間を再現したバーチャル世界でレース参加者に体験してもらう。同技術により、時間・空間を超えて、あたかもその場で競技しているような体感を再現し、超高臨場メタバース空間を通じた新たなリモート体験の実現をめざしていく。
同成果は、2023年11月14日から17日に開催される「NTT R&D FORUM 2023-IOWN ACCELERATION」において展示予定。また、選手を含む有識者へのヒアリングを通じて、ユーザビリティや体験価値の評価を行い競技者、観戦者のすそ野を広げる活動にも寄与する。同研究を通じ、距離・時間・価値観の違いを超えたリモート交流・リモート競技による、新たなWell-being体験の実現をめざしていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)