24日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり1銘柄、値下がり224銘柄、変わらずなしとなった。 日経平均は大幅に5日続落。
21日の米国市場では、アジア・欧州株が全面安となったことに加え、NY原油先物相場が6年ぶりに40ドルを割り込んだことも嫌気され、NYダウは530ドル安と大幅に下落した。
こうした流れを受けて、日経平均は360円安からスタートすると、朝方は19000円水準での攻防となった。
注目された上海総合指数は3.8％安で取引を開始したが、その後下落率は9％に達する場面があった。
東京市場でもリスク回避の動きが強まり、日経平均は下げ幅を一時900円超に広げた。
大引けの日経平均は前週末比895.15円安の18540.68円となった。
東証1部の売買高は39億4933万株、売買代金は4兆1075億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、銀行業、不動産業、鉄鋼は7％を超える下落となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TOKYO:9983)となった。
2位のKDDI (TOKYO:9433)、3位のソフトバンクG (TOKYO:9984)と合わせ、3銘柄で日経平均を約105円押し下げた。
トヨタ (TOKYO:7203)は6.8％の下落で年初来安値を更新。
住友不 (TOKYO:8830)や富士重 (TOKYO:7270)、三井不 (TOKYO:8801)は下落率が8％を超えた。
日経平均構成銘柄のうち224銘柄がマイナスとなる全面安の展開となった。
上昇したのはサッポロHD (TOKYO:2501)のみだった。
一部証券会社が投資評価を引き上げており、2.7％の上昇となった。
なお、前引け時点でプラスを確保していたシャープ (TOKYO:6753)やニチレイ (TOKYO:2871)は後場マイナスに転じた。
*15:00現在 日経平均株価 18540.68(-895.15) 値上がり銘柄数 1(寄与度+0.51) 値下がり銘柄数 224(寄与度-895.66) 変わらず銘柄数 0 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:2501) サッポロHD 504 13 +0.51 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:9983) ファーストリテ 50900 -1270 -49.86 (TOKYO:9433) KDDI 3045.5 -121 -28.50 (TOKYO:9984) ソフトバンクG 7136 -226 -26.62 (TOKYO:4503) アステラス薬 1780.5 -103.5 -20.32 (TOKYO:7267) ホンダ 3704 -258.5 -20.30 (TOKYO:7203) トヨタ 6994 -506 -19.86 (TOKYO:6971) 京セラ 5847 -251 -19.71 (TOKYO:6762) TDK 7190 -430 -16.88 (TOKYO:6988) 日東電 7541 -426 -16.72 (TOKYO:4324) 電通 5950 -400 -15.70 (TOKYO:8830) 住友不 4050 -373 -14.64 (TOKYO:4523) エーザイ 7693 -369 -14.49 (TOKYO:7270) 富士重 3969.5 -364 -14.29 (TOKYO:4063) 信越化 6715 -357 -14.01 (TOKYO:4507) 塩野義 4600 -355 -13.94 (TOKYO:6954) ファナック 19405 -340 -13.35 (TOKYO:4502) 武田 5966 -318 -12.48 (TOKYO:3382) 7&I-HD 5243 -318 -12.48 (TOKYO:9735) セコム 7473 -307 -12.05 (TOKYO:8801) 三井不 3317 -299 -11.74