Suzanne McGee
[26日 ロイター] - まだ上場投資信託(ETF)に投資したことがない投資家のうち半分近くは近い将来に考えを変え、投資に動く可能性があることが、シュワブ・アセット・マネジメントが26日公表した調査結果で明らかになった。
ETF未経験の投資家のうち向こう2年以内にETFを購入する可能性があると回答したのは全体の48%で、昨年調査の41%から上昇。未経験者の中でETFについてもっと知りたいという投資家の割合も27%から34%に上がった。
ETFへの関心が高まった主な理由は投資の「分散化」で、62%が主因とした。また36%がETFの手数料の低下を理由に挙げた。
米投資信託協会(ICI)のデータによると、ETFは過去10年間で市場規模が急拡大した。米国のETFへの投資残高は2013年10月には総額1兆6000億ドルだったが、足元では7兆ドル。この間に投資家が入手可能なETFの数も1282本から3317本に増えた。