Bansari Mayur Kamdar Suzanne McGee
[24日 ロイター] - ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)で短縮取引となった24日の米国株式市場では小売企業を対象とする上場投資信託(ETF)が上昇し、小動きだったS&P総合500種をアウトパフォームした。
「アンプリファイ・オンライン・リテールETF」は0.4%上昇。より幅広い「SPDR・S&PリテールETF」は約0.7%上昇した。
小売業者やアナリストは今年の年末商戦について、さえない見通しを示している。
ランニング・ポイント・キャピタルのマイケル・アシュレー・シュルマン最高投資責任者(CIO)は「最近終了した自動車労組やハリウッド俳優のストライキが消費支出を後退させたため、一部の予想がゆがめられていると思う」と話す。
また、グレート・ヒル・キャピタル(ニューヨーク)のトーマス・ヘイズ会長は、今年の年末商戦期は小売株が予想以上に上昇すると予測。「期待は非常に低く、それがポジティブなアップサイドサプライズのお膳立てになる」と語った。