[21日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は21日、仏食品大手ダノンがロシア事業をチェチェン共和国関連の実業家に売却する計画と報じた。
報道によると、ミンティマー・ミンガゾフ氏が所有する乳製品会社バミン・タタールスタンは、ダノンのロシア事業の経営権を177億ルーブル(1億9188万ドル)で取得することで合意した。
ダノンは100億ルーブル(1億0840万ドル)を受け取るが、77億ルーブルはロシア部門の債務返済に充てられる。
ダノンのロシア部門は昨年同国政府の管理下に置かれ、7月にチェチェン共和国のカディロフ首長のおいが代表に就いた。