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日経平均は900円超安、弱気相場入りへの警戒高まる

発行済 2024-04-05 10:55
更新済 2024-04-05 11:00
© Reuters.  4月5日、日経平均は下げ幅を拡大し、一時前営業日比900円超安の3万8800円台半ばまで下落した。写真は都内の株価ボード。2013年12月撮影(2024年 ロイター/Tor
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[東京 5日 ロイター] -

© Reuters.  4月5日、日経平均は下げ幅を拡大し、一時前営業日比900円超安の3万8800円台半ばまで下落した。写真は都内の株価ボード。2013年12月撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)

日経平均は下げ幅を拡大し、一時前営業日比900円超安の3万8800円台半ばまで下落した。約3週間ぶりに心理的節目の3万9000円を下回った。米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言のほか、中東情勢の緊迫化やドル/円の円高基調などが相場の圧迫材料となっている。

市場では「売りに勢いがついており、弱気相場入りするかもしれないとの警戒感が強まっている 」(国内証券ストラテジスト)との声が出ている。目先の下値めどとしては3月13日の終値(3万8695円97銭)が意識される。

主力株では、東京エレクトロン、ファーストリテイリングが大幅安となり、2銘柄で日経平均を約283円押し下げている。ソフトバンクグループ、アドバンテストも軟調。協和キリン、INPEXはプラス圏での推移となっている。

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