[28日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比) FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6437.80(+72.53) 前営業日終値 6365.27(‐51.75) クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10831.96(+139.77) 前営業日終値 10692.19(‐109.15) CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4890.58(+43.51) 前営業日終値 4847.07(‐50.06)
<ロンドン株式市場> 反発。先週末につけた2カ月ぶりの高値に近い水準を回復し て取引を終えた。金鉱株や通信大手BT BT.L が買われたほか、決算が好調だったヘルス ケアのグラクソ・スミスクライン GSK.L も3.9%高となり全体を押し上げた。 米国の年内利上げはないとの見方が金価格を押し上げ、金生産のランドゴールド・リ ソーシズ RRS.L とフレスニロ FRES.L はそれぞれ4.6%と3.8%の値上がりとなっ た。米国が利上げに踏み切れば、保有していても金利がつかない金は他のドル建て資産に 比べて投資対象としての魅力が薄れる。
<欧州株式市場> 上昇。原油価格の値上がりに伴いエネルギー株が上昇したほか、 安心感から独フォルクスワーゲン(VW) VOWG_p.DE が買われた。 独フォルクスワーゲン(VW) VOWG_p.DE は4%高。第3・四半期決算は、ディー ゼル車の排ガス試験不正問題に関連した費用がかさみ、営業損益が少なくとも15年ぶり の赤字となったものの、市場予想とほぼ一致したことで、安心感が広がった。