[日本インタビュ新聞社] - マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は9月2日、欧州エストニアの子会社で同国の証券取引所NASDAQ BALTIC(ナスダック・バルチック)に上場するEstonian Japan Trading Company(EJTC社)が、同じくNASDAQ BALTICに上場する企業への投資を開始すると発表した。
NASDAQ BALTICは、米国ナスダック(Nasdaq,Inc.)が、バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で運営する証券取引所。エストニアは、リモートミーティングで使われるスカイプなどを産んだIT先進国として知られているが、IT以外にも、エネルギーや電力、さらには、「バルト海」の要衝を占める立地から、海運や観光といった産業にも特徴があり、様々な業種の会社がNASDAQ BALTICに上場されており、配当利回りや簿価純資産倍率などから、下落リスクの低い、割安な銘柄をピックアップして、NASDAQ BALTIC上場企業への投資に取り組んで行く方針だ。
2024年8月5日に公表した半導体関連上場企業への投資事業とあわせ、当社グループとして、未上場企業と比べて、換金性やリスクが限定される上場株式への投資事業を強化し、投資会社としての収益性を向上して行く。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)