🌎 35か国超の国に住む15万人を超える投資家に加わりましょう。AIの力による株式選択で、市場を上回る投資成績が期待できます今すぐ利用

日経平均は3日続落、売り一巡後は高田日銀審議委員の発言で一時切り返す場面も

発行済 2024-09-05 12:13
更新済 2024-09-05 12:15
© Reuters.
USD/JPY
-
JP225
-
*12:13JST 日経平均は3日続落、売り一巡後は高田日銀審議委員の発言で一時切り返す場面も  日経平均は3日続落。
前日比130.17円安(-0.35%)の36917.44円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。


 4日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は38.04ドル高(+0.09%)の40974.97ドル、ナスダックは52.00ポイント安(-0.30%)の17084.30、S&P500は8.86ポイント安(-0.16%)の5520.07で取引を終了した。
半導体セクターの下落を警戒し、寄り付き後、下落。
7月JOLT求人件数が予想以上に減少し大幅利下げの思惑が強まると、一時買戻しが強まり上昇に転じた。
しかし、ボスティック・アトランタ連銀総裁がエッセイの中で、労働市場の混乱リスクに言及し早期の利下げを促したほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の緩やかな減速が示され、雇用統計の発表を控えた警戒感に上値も限定的となり、まちまちで終了。


 米国株は高安まちまちも、為替が1ドル143円台と円高ドル安が強まったことから、東京市場は主力株中心に売り優勢で取引を開始した。
日経平均は36359.23円と8月14日以来の水準まで下げ幅を拡大したが、売り一巡後、年金と思われる買いが主力株に入ったことから下げ幅を縮小。
日経平均は一時切り返し37000円台を回復する場面も見られた。


 日経平均採用銘柄では、日経平均構成ウェイトの調整が入ることが意識されてファーストリテ (TYO:9983)が売られたほか、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)、レーザーテック (TYO:6920)、東京エレクトロン (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)など半導体株の一角が下落した。
このほか、中外製薬 (TYO:4519)、シャープ (TYO:6753)、横河電機 (TYO:6841)、ファナック (TYO:6954)などが売られた。


 一方、証券会社のポジティブなレポートを材料にアサヒグループHD (TYO:2502)が買われたほか、三菱倉庫 (TYO:9301)、GSユアサ (TYO:6674)、日立造船 (TYO:7004)が寄付きから上げ幅を拡大。
このほか、花王 (TYO:4452)、大成建設 (TYO:1801)、東レ (TYO:3402)、三菱ケミG (TYO:4188)などが切り返す展開となった。


 業種別では、保険業、医薬品、小売業、精密機器、電気機器などが下落した一方、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、証券・商品先物取引業、陸運業、繊維製品などが上昇。


 午前中、石川県で開催された金融経済懇談会にて、高田創日本銀行審議委員は、日銀が国債買い入れの減額計画を決めたことに関連し、「日銀のバランスシート規模は大きく、今後もかなりの期間にわたってバランスシートの縮小を続けることが予測される」「現時点で、最終的な国債保有残高やバランスシートをどこまで縮小するのかが望ましいかを議論するのは難しい」と指摘。
そして、「株式、為替の変動を当面は動向を注視する」と市場に一定の配慮を行ったことで、株式市場、為替市場は過度な悲観論が後退した。
今晩も米雇用関連の経済指標が発表されることで、為替の円高が進む可能性はあるが、年金筋の買い観測も聞かれることから、後場の日経平均は37000円水準でのもみ合いを想定する。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます