(内容を追加しました) [上海 25日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 前場終値 2963.2943 2.3239高 1078.1億元(上海A株) 寄り付き 2956.1997 4.7707安 前営業日終値 2960.9704 48.9900安 2741.9億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 休場 前営業日終値 20345.61 269.62安 626.3億香港ドル
中国株式市場はほぼ横ばいで前場を終えた。人民元が対ドルで今週下落しているもの の、株式市場の反応は薄い。 また、上海・深セン当局が不動産市場での投機的な動きを抑制する措置を打ち出した が、不動産セクター .CSI300REI は上昇した。
上海総合指数 .SSEC 前場終値は2.3239ポイント(0.08%)高の2963 .2943。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 .CSI300 は6.465ポイント(0.20%)高の3188.316。 両指数は2月29日につけた安値から10%超上昇しており、上げ一服で週間でもほ ぼ横ばいになる見通し。 南海ファンドマネジメント(上海)の投資責任者、デビッド・デイ氏は「(株価の 強い反発を受けて)市場は方向感を失い始めた。楽観的な投資家は市場が底を打ったとみ るが、悲観的な向きは中国経済が引き続き弱い中、単なるテクニカル要因による反発だと 考えている」と指摘。 「投資家は、市場を動かす新たな材料を待っている」と語った。
セクターごとの株価の動きはまちまち。 上海当局は25日、2軒目の住宅購入時に組むローンの頭金要件を厳格化した。 また国営メディアによると、深セン市も投機的な住宅購入を抑制する規則を発表した 。 ただ、アナリストはこうした大都市を対象にした措置が全国の不動産市場に与える影 響は限られており、その影響はすでに織り込まれていると指摘している。
香港市場は復活祭で休場。取引再開は29日。