[上海 25日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 大引け 2979.4343 18.4639高 2003.9億元(上海A株) 高値 2981.4077 安値 2952.1057 前場終値 2963.2943 2.3239高 1078.1億元(上海A株) 寄り付き 2956.1997 4.7707安 前営業日終値 2960.9704 48.9900安 2741.9億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 休場 前営業日終値 20345.61 269.62安 626.3億香港ドル
中国株式市場は反発して取引を終えた。 ここ1カ月で10%上昇した相場が一服し、週間ベースでは小幅な上げにとどまった 。 上海・深セン当局が不動産市場の投機的な動きを規制する措置を打ち出し、また人民 元は対ドルで今週、2カ月超ぶりの大幅下落となったが、株式市場の反応は薄い。
上海総合指数 .SSEC の終値は18.4639ポイント(0.62%)高の2979 .4343。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 .CSI300 は15.966ポイント(0.50%)高の3197.817で終了。 両指数は週間で0.8%高だった。2月29日につけた安値から10%超上昇してい る。 大半のセクターが上昇。不動産株は、規制強化の動きの中でも買われた。 上海当局は25日、2軒目の住宅購入時に組むローンの頭金要件を厳格化した。過熱 する不動産市場の沈静化に向けた取り組みの一環。 国営メディアによると、深セン市も投機的な住宅購入を抑制する規則を発表した。 ただ、アナリストはこうした大都市を対象にした措置が全国の不動産市場に与える影 響は限られていると指摘。大半の投資家は、政府の新たな過熱抑制策を予想していた。
香港市場は復活祭で休場。取引再開は29日。