[日本インタビュ新聞社] - ■ビジュアルマーケティングプラットフォームの開発など行い累計800社が導入
ソフトクリエイトHD(ソフトクリエイトホールディングス)<3371>(東証プライム)は11月22日の夕方、連結子会社(株式会社visumo)の上場承認と所有株式の一部売出しについて発表した。
株式会社visumo(東京都渋谷区)は、ビジュアルマーケティングプラットフォームの開発及びサービス提供などを行い、筆頭株主はソフトクリエイトHD(持株比率66.67%、2024年11月22日時点)。グループ企業では、すでにエイトレッド<3969>(東証スタンダード)が株式を上場している。
■銘柄コード番号は「303A」、公開価格決定は12月18日(予定)
株式会社visumoの上場市場は東証グロース市場、銘柄コード番号は「303A」、上場日は2024年12月26日(予定)、主幹事証券は大和証券、公開価格決定は12月18日(予定)。募集株式数は13万7000株、売出株式数は53万2000株、ほかに、需要に応じたオーバーアロットメント方式による売出しが上限10万300株用意される。
株式会社visumo(東京都渋谷区)は、ビジュアルマーケティングプラットフォームの開発及びサービス提供などを行う。ソフトクリエイトHDグル-プの中では「ECソリューション事業」に属しているが、ECサイトそのものの構築ではなく、既存のサイトのマーケティング効果を高めることを目的とし、ビジュアルマーケティングにフォーカスし、SNSやUGCを活用して、顧客とのエンゲージメントを高める企業向けのツールを提供している。
同社が行うビジュアルマーケティングプラットフォーム事業は、これまでECサイト構築支援サービス市場及びデジタルマーケティング市場の拡大を背景として、visumoサービスを販売し、現在までに累計約800社の企業に導入され、事業を順調に拡大してきた。更に、最近では新機能である「visumo recommend」をリリースしており、現在も順調に拡大している。
今後、ITの活性化、ECサイト構築支援サービス市場及びデジタルマーケティング市場の一層の拡大が見込まれるなか、visumoサービスの売上拡大を加速させるためには、優秀な人材の継続的な採用や、顧客・取引先に対する知名度及び社会的信用力の向上が必要不可欠となっている。
そのような背景から、同社が東京証券取引所グロース市場に上場することで、より自律的な経営視点を持ちながら成長戦略を遂行し、また、独自の資金調達を含めた様々な成長及び財務戦略を可能とすることができることが、結果として当社グループの企業価値向上に最適であるとの結論に至った。
visumoは、上場を通じて、visumoサービスをさらに拡大し、企業価値の向上を実現して行く方針だ。
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)