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【株式市場】日経平均は111円安となり6日続落、後場に入り円安の鈍化など受け様子見姿勢

発行済 2024-12-20 16:40
更新済 2024-12-20 17:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は111円安となり6日続落、後場に入り円安の鈍化など受け様子見姿勢
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万8701円90銭(111円68銭安)、TOPIXは2701.99ポイント(11.84ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は27億1931万株

 12月20日(金)後場の東京株式市場は、半導体関連株に一段下押す銘柄がみられ、前場高かった海運株や自動車株も値動きが重く、日経平均は寄り後まもなく前日比で小安くなる場面をみせて一進一退を続け、14時半前からは軟調なまま大引けに差しかかり6日続落となった。中で、不動産株は三菱地所<8802>(東証プライム)が前場の高値近辺で上げ幅を保って推移するなど堅調で、日銀の金利据え置きなど好感。鹿島<1812>(東証プライム)など建設株の一角も高い。

 サイボウズ<4776>(東証プライム)がストップ高となり12月期末配当予想をいったん未定にするとの発表を受け業績は大幅増益予想のため増配の期待。マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は株主優待の導入を好感されて急伸し大引けストップ高。ショーケース<3909>(東証スタンダード)もストップ高となり本人確認ツールがメガバンクに採用されたとの発表など好感。データホライゾン<3628>(東証グロース)は決算期を親会社DeNA<2432>(東証プライム)と同じ3月に変更することでコストダウンとの見方で再び一段高となりストップ高。ispace<9348>(東証グロース)は台湾の月面探査計画に関わる覚書を交わしたとの発表など好感され一段と出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は27億1931万株(前引けは11億509万株)、売買代金は5兆7153お県(同2兆1924億円)。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は571(前引けは945)銘柄、値下がり銘柄数は1021(同628)銘柄。

 東証33業種別指数は9業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、石油石炭、輸送用機器、建設、ガラス土石、鉱業、医薬品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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