LINE (T:3938)
先週は外資系証券による目標株価引き下げが嫌気される格好から調整を余儀なくされた。
ただし、週末のリバウンドで25日線レベルを回復。
一目均衡表では雲下限に跳ね返された格好であり、想定内の調整との見方も。
雲下限の切り上がりに沿った形での自律反発に期待したいところである。
ソニー (T:6758)
一目均衡表の雲下限レベルでの攻防が続いている。
雲下限は3346円辺りで推移しており、まずはこれを明確に上放れてくるのを見極めたいところ。
ただし、来週には雲がねじれを起こしてくるため、トレンドが出易い期間となる。
遅行スパンの上方シグナル発生も近づいており、シグナル好転に期待。
中国で従業員のストライキの影響が不安視されていたが、一時金対応で収束している。
三井住友 (T:8316)
週足ベースの一目均衡表では、雲上限を捉えている。
しかし、結果的には上ヒゲを残す形で雲上限を明確に突破できなかったことから強弱感が対立しやすいところ。
遅行スパンは実線を上放れる格好となっており、実線が3000円を割り込むことから、しばらくは上方シグナル継続するなか、雲上限突破を見極めたいところ。
明確に雲を上放れるまでは、戻り売り、押し目拾いのスタンス。
日精樹脂 (T:6293)
グローバルな生産・販売体制構築の一環として、米国テキサス州に生産子会社の設立ならびに新工場建設を発表。
トランプ政権に対する期待が高まる米国での設備増強による業績への寄与も意識されてくるだろう。
株価は強いトレンドが継続しており、年初来高値水準。
4ケタ手前で利益確定の売りも意識されるところであろうが、押し目拾いのスタンスで注目。
セ硝子 (T:4044)
リチウムイオン電池関連の一角として注目。
同社はリチウム2次電池用の電解液を生産している。
PERは1桁、PBRは0.5倍台とバリュエーション面での割安感がある。
足元では急ピッチの上昇に対する過熱感も警戒されやすいだろうが、2月高値を意識したトレンド形成に。