■業績動向
2. 財務状況と経営指標
シャノン (T:3976)の2017年4月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比232百万円増加の1,275百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が195百万円増加し、固定資産で「シャノンマーケティングプラットフォーム」の機能強化の開発等によりソフトウェア及びソフトウェア仮勘定が57百万円増加した。
負債合計は前期末比26百万円増加の626百万円となった。
主な増減要因を見ると、支払手形及び買掛金が18百万円減少した一方で有利子負債が27百万円増加した。
また、純資産は前期末比205百万円増加の649百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純損失32百万円を計上したが、株式上場に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ119百万円増加したことが要因だ。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す流動比率や自己資本比率、有利子負債比率はいずれも改善している。
株式上場に伴い232百万円の資金調達を実施したことによる。
第2四半期累計では一時的に収益が悪化したものの、今後は収益回復とともに財務の健全性がさらに向上していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
2. 財務状況と経営指標
シャノン (T:3976)の2017年4月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比232百万円増加の1,275百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が195百万円増加し、固定資産で「シャノンマーケティングプラットフォーム」の機能強化の開発等によりソフトウェア及びソフトウェア仮勘定が57百万円増加した。
負債合計は前期末比26百万円増加の626百万円となった。
主な増減要因を見ると、支払手形及び買掛金が18百万円減少した一方で有利子負債が27百万円増加した。
また、純資産は前期末比205百万円増加の649百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純損失32百万円を計上したが、株式上場に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ119百万円増加したことが要因だ。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す流動比率や自己資本比率、有利子負債比率はいずれも改善している。
株式上場に伴い232百万円の資金調達を実施したことによる。
第2四半期累計では一時的に収益が悪化したものの、今後は収益回復とともに財務の健全性がさらに向上していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)