(T:3098) ココカラファイン 4910 +700ストップ高。
スギホールディングス (T:7649)と経営統合に関する検討及び協議を開始する合意書を締結したと発表。
また、4月26日に公表しているマツモトキヨシホールディングス (T:3088)との資本業務提携に関する検討及び協議も並行して行うという。
再編パートナーとして同社の争奪戦の様相を呈しており、再編プレミアムへの期待などが高まる展開に。
なお、どちらと連合を組んでも業界シェアはトップに立つことになる。
(T:8253) クレセゾン 1085 -85大幅続落。
みずほ証券では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げし、目標株価も1820円から1000円に引き下げた。
足元のキャッシュレス決済領域における競争環境、目新しさに乏しい新中計の内容、積極性に欠ける株主還元方針などを踏まえて、従来の見方を大幅に改めるとしている。
評価の見直しには、真の意味で「新しいクレディセゾンのスタート」を市場に示す必要があると判断している。
(T:3668) コロプラ 841 +88後場に入り一時ストップ高。
スクウェア・エニックスが3日、スマートフォン向け「ドラゴンクエスト」新作発表会で2019年配信予定の位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を正式発表した。
コロプラとの共同開発となる。
朝方から説明会を控え、位置情報ゲームに強みを持つコロプラには思惑的な物色が向かっていたが、共同開発が正式発表され一段と買いが入ったようだ。
(T:9005) 東急 1968 +42大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2060円から2230円に引き上げている。
堅調な不動産賃貸、来期大幅増益や利益目線の切り上がり、来期以降の株主還元拡充フェーズなどから、下期以降評価が進みやすくなるとみている。
来期にはフリーキャッシュフローがプラス転換すると予想、自社株買いの可能性があるとみているようだ。
(T:2930) 北の達人 601 +31大幅反発。
主力商品の1つである、便秘改善に有効な高純度・高品質なオリゴ糖食品「カイテキオリゴ」が「機能性表示食品」として受理されたと発表している。
「機能性表示食品」としての発売時期は9月以降を予定しているもようだ。
刺すヒアルロン酸化粧品「ヒアロディープパッチ」が大ヒットと伝わったばかりであり、高い商品開発力や今後の販売拡大期待などがあらためて意識される展開にもなっているもよう。
(T:7202) いすゞ自 1221.5 +21.5反発。
米カミンズ・インクと、パワートレイン事業に関する包括的なパートナーシップを構築することに合意したと発表。
昨年9月に次世代パワートレイン事業に関する提携を模索するための覚書を締結し、これまで協議を進めてきていた。
今回、効率的な開発並びにコスト競争力の強化等を目的として、最適な次世代パワートレインのコモンアーキテクチャを目指していくことに合意。
今後の業績への寄与を期待する動きが先行している。
(T:5711) 三菱マ 2769 -64大幅続落。
大和証券では投資判断を「3」から「4」に、目標株価も3000円から2400円に引き下げた。
中国を中心とする自動車・資本財・半導体関連需要の調整リスクや、セメント事業で例年発生する米国の天候不順影響が本年度も生じる可能性等を考慮すると、今年度会社利益計画の達成は容易ではないとみているもよう。
今年度会社経常利益計画は前期比22%増の620億円だが、576億円まで下方修正しているようだ。
(T:9417) スマバリュ 756 +48大幅反発。
行政サービスなど電子化する、ブロックチェーン技術を用いた日本初となる住民ID基盤である「GaaS」の稼働を開始したと発表。
合わせて、共同でブロックチェーン都市プロジェクトを推進する石川県加賀市において、行政サービスをオンライン上で適切に提供するためのポータルサイトを公開したことも発表した。
今回の第一弾サービス公開を受け、今後の「GaaS」の普及拡大を期待する流れに。
(T:4369) トリケミカル 4525 -380急反落。
先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は5.8億円で前年同期比9.5%増益となった。
会社側の上半期計画10.2億円、同2.2%減益に対しても順調な推移となっている。
持分法投資利益の拡大で経常利益の増益幅は大きくなっている。
ただ、サプライズは限定的であり、世界的な貿易摩擦問題の広がりによる半導体産業の先行き懸念が拭えないことで、いったんは目先の出尽くし感としてとらえられる形にも。
(T:9503) 関西電力 1316.0 +50.5大幅反発。
本日は電力セクターが業種別上昇率のトップになっている。
世界的な貿易摩擦問題の広がりを懸念したリスクオフ相場のなか、ディフェンシブセクターとして逃避資金が向かっているようだ。
また、NY原油市況が3カ月半ぶりの安値に沈んでいること、ドル・円相場の下落基調が続いていることから、原油安・円高メリット銘柄として関心も向かっているもよう。